ワタシの暮らしの忘備録

空と海の間で暮らした、私のこれまでイマココこれから

透明な線引き

私を含む大抵の人が
見えていることだけに縛られ
手応えや失敗の少ないだろう
より確かな生き方を好み
混沌としている日常に
自分たちにだけわかる形で
見えない境界線をひき
この世界で暮らしている
そのみえない線引きは
時に人と人とが対立する
土俵のようなモノを築きあげる
そんなことの繰り返しをみかけると
正直ウンザリする
そして、いつも私は思うのだ
その闘いが
なぜか噛み合っていないことに...
同じ土俵の上ではなく
同じ座標の上で闘っている
そう感じる時がある
数式にこだわり続けた
平行次元の闘いに思えてならない
人の感情を数式に
なぞることはできても
割り切れない値を
数値で表現する時は
繰り上げるか切り捨てたりする
感情の場合
開き直るか忘れるか
になるのだろうか?
自分にとって
割り切れない物事を
含めて超えた先の
景色を観るには
やってみなければ
わからないのが
この世のシステムだと
私は思っているけれど
割り切れない感情を
どこかで一区切りさせることが
闘うことなのだとしたら
逃げずに向き合うことを
迷わず選べる人でありたい

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