ワタシの暮らしの忘備録

空と海の間で暮らした、私のこれまでイマココこれから

昨日の空

一昨日の土曜日は

一年で一番小さくみえる満月で

しかもストロベリームーンでしたが

私はストロベリーなムーンをみることができず

ムーンとした気持ちになり

「ピンク色のサングラスでも

買っておけば良かった」

なんて夢も風情もないことを

ブツクサ心の中で唱えていました。

35億の出会いがありますように(棒)

そんな素敵な夜空が繰り広げられた

次の日の昨日

子どもが大好きな場所に行ってきました。

うちは浄土宗ですが

うちの子はステンドグラスが好きで

教会に行きたがります。

ですので、大江天主堂と崎津天主堂は

毎年数回見学に行っています。

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今回はロザリオ館も見学しました。

こんな機会がなければ

天草島原の乱が何故起きたのかとか

隠れキリシタンの事などを

改めて知ることなんてないので

良い機会だと思い資料館などは

なるべく見学するようにしています。

遠藤周作氏の著者『沈黙』を読んだりもしましたし

映画も観に行ったので

感慨深いものがありました。

ロザリオ館では15分間ですが

天草大江地区崎津集落地区についての

キリシタンの歴史が上映されていました。

その解説の中でビックリしたのが

天草下島の4地区の住民約1万人の半数

5,000人が隠れキリシタンだったことを知り

私も母もビックリしました。

その当時、キリシタンをみつけるために

地元の幕府側のお役人様がやったことは

神社仏閣や寺などを建立させることで

隠れキリシタンを追い詰めたのだそうです。

ですが、住民の半数がキリシタンだったことがわかり

あまりの多さに罪に問うことなどはされなかったのだそうです。

そういった歴史があり

私たちの今があることを知ると

ずーっと私の中にあった日本人特有の

多数決大好きっていうことに

繋がるなと思ったりして

一匹狼さんな私は多数派な人たちの

理解を深められたように思いました。

仕方ない時代もあったのだと

やり切れない思いになるけれど

割り切ることはできると思ったのでした。

 

話は変わりますが

大江崎津集落地区に行くなら

是非是非下田温泉にも

立ち寄ってみてください

足湯が無料です。

で、たった数分だけ足をつけてるだけで

顔から汗がでるくらい身体が温まるので

泉質が良いのだと思われます。

温泉しかありません。

景色は素晴らしいとこが

幾つかあります!

外側の世界を知るより

身近な歴史を知ることも

私にとっては大切なことなのだと

あらためて思いました。

 

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