ワタシの暮らしの忘備録

空と海の間で暮らした、私のこれまでイマココこれから

今日の空

ドンより曇りな一日になりそうですが

涼しい一日になりそうです。

夏野菜が美味しい季節になり

大好きなズッキーニが安かったし

インゲン豆もいただいたので

ナムルにしてみました。

今年はなんだかごま油風味が

好みのようです。

 

※本日の写真は庭にいたカマキリの赤ちゃん

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図書館に漫画が置いてあることを思い出し

漫画コーナーをのぞいてみると

久しぶりに読みたかった

手塚治虫氏作『火の鳥』をみつけて

ウハウハとなったものの

結局は別の漫画を読んでいます(苦笑)

何を読んでいるのかといいますと

夏目漱石太宰治などの小説が

漫画化されていたので

小説を読んだほうがよかったのですが

漫画を読んだほうが私にはつかみやすいかと思い

(文章だけより絵のほうがインプットするには楽とです)

読んでみましたが…。イヤハヤ重かったです。

夏目漱石の「こころ」森鴎外の「舞姫

太宰治の「人間失格

この三冊を読みましたが、

もう、重すぎて重すぎて苦しくなりましたが

なんていうか、どの時代も

時代背景や環境が違うだけで

あまり変わってないのかもしれない。

そう感じました。

昔の私なら大ダメージを受けたと思います。

フィクションなのに…。

この3作品の中でも太宰治の「人間失格」は

ビックリするぐらい共感しました。

ああ、自殺しちゃった人だったよなぁと

そんなことが頭によぎりながら読みました。

ネタばれ(有名な作品だから大丈夫ですよね)になりますが

主人公が人の顔がのっぺらぼうにみえてしまうことや

自分に魅かれる女性たちのことを

主人公自身が秘かに握りしめてる

〝寂しさ〟とか〝孤独〟を

自分に近づいてくる女性たちは

嗅ぎつけることができるのだといったことを

主人公が思いふけるシーンがあります。

それ、私は女性からの立場で

なんだかわかるのです。

母性本能がくすぐられるのとは

また少し違いますが

不思議とタイプではないのに

魅かれてしまう人は確かにいて

なぜそうなるのかを

私も数年前からずっと思っていたことだったので

『あーーーなんかわかるわーーー逆の立場だけど。』

と思ったのでした。

私は〝胎児性の愛着障害〟があったと思われ

こころの主人公のような男性を

嗅ぎわけることはできますが

もう、治ったので魅かれない

どーでもいい域の人たちになりました。

なんなんでしょうね。不思議です。

結局、自分の寂しさや孤独の隙間を埋めあえるような

そんな相手に魅かれてしまうのだろうと

私はあることから気がつきましたが

やっぱり気がついている人はいたのね。

そんなことを思いました。

漫画にしてみたので、

さっと読み終えることができましたが

逆に多少ダメージを伴ったので

漫画も作品次第なんだなぁと

思うこととなりました。

 

きょうはこのへんで。