ワタシの暮らしの忘備録

空と海の間で暮らした、私のこれまでイマココこれから

LD体質な私の身体感覚について⑧-原始反射と愛着障害-

〝原始反射〟と〝愛着障害〟は全く関係ないように感じてしまうと思いますが、原始反射の不具合があると〝発達障害〟と思われるような〝動き〟がみられることを知りました。そして、発達には段階があり、どんな人も少なからず〝発達のヌケ〟はあるのだそうです。そして、その発達のヌケが大きいことから派生した〝生きづらさ〟となっている人たちがいるとことも知ることとなりました。ただ、その発達のヌケは無駄な動きをやり切ることでヌケが埋まり発達する。それは大人になってもやり直すことができる。そんなことも知りました。その原始反射の中でも、土台の部分になる〝恐怖麻痺反射〟と〝モロー反射〟という反射は、胎児の時期にお腹の中で一度統合される反射だということでした。そして、出生後それらの反射の残存率が高いままな人たちがおり〝発達の遅れ〟となり発達障害という診断が下りている人もいるとのことでした。身体面での解説については、様々な文献があるかと思いますので、ググるなり著書を読まれるなどをオススメします。私は発達支援コーチの初級の講座で講師だった灰谷孝氏の著書『人間脳を育てる』を読み、自分に〝原始反射〟が残っているのかを深めたかったのと統合ワークをしたくて講座で学びました。灰谷さんの解説はとてもわかりやすいと思いますのでご存じのない方は、灰谷氏の著書をご覧になることをおススメします。
著書を読んだり、発達支援コーチの講座を受講した際、息子は確実に残存していると思いました。私自身も著書を読む限りは残存率高そうだなぁと著書を読む限りでは思っていました。息子の場合には顕著に現れていますが、私の場合には成人になっていることもありますので、身体を動かしてみないとわからないと思って受講しました。その講座を受けた時には、〝恐怖麻痺反射〟と〝モロー反射〟の残存率がどちらも高いと思いました。
2日間の受講でしたが、講座1日目には、うつ病で身体が動かせない時と同じ状態になってしまい、お風呂にも入れないくらい久しぶりに充電切れを起こしてしまいました。ちょっとだけ寝ようと思ったら、翌日の朝までそのままベットで眠ってしまい目覚ましで起きました。しっかり眠ったのにスッキリ目覚めることができず全身が怠く、メンタルも落ちてしまっていたので、2日目は帰ろうと思ったくらい心身の状態が悪くなりました。目は覚めているけれど、夢の中のような状態で2日目に参加しました。この日、私以外にも数名そういった心身の状態になっていらっしゃった人がいらっしっいました。そのうちの1人の方とは、1日目の活動の時、同じグループでした。その方は私と同じような身体感覚を持っていらっしゃったようで、恐怖麻痺反射の統合ワークの後、個人的にいくつか質問をされました。私からの回答を得たことで、その方ご自身で何か気がつくことがあったようでした。その方自身もとても怖がりなのだといったお話をしてくださったのですが、その方も状態が悪いようでした。私以外にも、そういった不具合が起きている人たちが数名いらっしゃったことで、講座中に〝副腎疲労〟の話をしてくださいました。そのお話を聞き、私は自分自身が長年つきあってきた〝うつ病〟を更に疑うようになりました。といいますのも、私はうつ病が繰り返し訪れる体質で、季節の変わり目や日照時間が短い梅雨の時期や特に冬季は著しく悪くなってしまう傾向にありました。それとは別に、同じうつ病を患うの人たちの体験談を読んだり話しを聞く限りになりますが、その人たちとどうしても共感できないことがあって、私の場合メンタル面よりも、身体面の不具合が大きくて寝込んでしまうことのほうが圧倒的に多く、メンタルが落ちてしまうことはまた別のように感じていたからでした。そういったこともあったので副腎疲労のお話を伺い、私の場合には〝うつ病〟というよりも副腎が頑張りすぎた時に、身体の不具合が起きてしまうのではないのだろうか? というふうに考えるきっかけになりました。だとすれば『〝うつ〟の治療で治るはずがないよね』とそんなことを思っていました。

昨年、神田橋先生から野口晴哉氏の著書を薦めてくださったこともあったし、活元運動の講座に3回だけ参加しただけになりますが、その時教えていただいたこととにあわせて野口氏の著書を読んだことから、私の場合〝うつ病〟は二次障害になりますが、野口氏の操体法などからすれば、それは排泄という状態であり良くなるために悪いものがでていく時の身体症状でもあるのだとすれば〝二次障害〟と発達障害の世界で恐れられているものは、そんなに大それたことでもないものだから、その状態が出るということは良くなる前触れなんだ。だからこそ、それを抑えずに出し切れば次の段階に進み治ることに繋がるのだろうと思うにいたりました。なので、季節の変わり目は身体の変わり目でもあるわけですから、変わり目は〝排泄〟の時期でもあると思うのです。その季節に溜めてしまった澱みを季節が変わることで排泄できる時期なわけですから、その澱み加減で2次障害の状態も変わるのだろうと思います。なので〝うつ病〟の症状が出るということは、それだけ心身に澱みが溜まっている状態でもあり、溢れた状態であるのだろう。だからそういう時に、それを抑えるのではなく、ゆっくり養生しながら出すことが望ましいのだろうと思うと、神田橋先生や箱根の麓でコツコツやってきた方から教えていただいたことから得たことで積み重ねていたことが全部腑に落ちることとなりました。だとすれば〝うつ病〟が出るということはその起因になっていることが〝ある〟ということになるのですから、原始反射の時に教えていただいた1つ下の段階へアプローチするといったことを踏まえると〝うつ病〟へのアプローチでは治らなかったのはあたりまえだったのだなぁと思います。だって、適度に出さなきゃいけないものをお薬や認知行動療法などといった意識的に自分を窘めたり、抑制することが治療になっているのですから、そりゃー治るはずないよなぁと思うのです。これはあくまで個人的見解にすぎませんが…。なぜかって、私は普通の枠で収まらない人なのに、普通という概念が人によって様々でもあるのに、私にとっての『普通』を目指して自助努力してきたわけですし、その『普通』という概念も他人軸の寄せ集めみたいな『普通』だったと思うので、ただでさえ、感じ方や考え方が一般的ではない私がその『普通』といった枠だか『型』だかにおさまりきれるハズなかったのです。だから、私は病むことになったのですから、狼を人間にしようと教育されたようなものだし、私自身も人間になろうとしていたけど、一般的な『人間』だか『忖度民』だかになったほうが、正解なのだという幻想を追い求めていた約30年にやっと終止符を打つことができました。ああ、長かった。でも、まだまだ邪魔ばっかりされます。この地球は別名『忖度星』で日本人は『忖度民』で私は今世で『忖度』と『損してもいい』を学ぶためにこの地に降ろされたのだろうと自分を窘めてる毎日です(ぶ)

またどうでも良い話になってしまっていますね。すみません(苦笑)

とにもかくにも、原始反射の講座を通じて知ることになった〝副腎疲労〟の話を聞いたことは、2次障害が〝治る〟ことに近づくと思ったので、早速その当時の主治医に調べてみたいといった話をしたら、その当時の主治医曰く

「一度だけの測定でそれが〝副腎疲労〟からくることだということはわからない。同じ状況下で何度か測定しないといけないから研究になるので、できません。」

みたいなことをいわれたことがありました。ただ、ですね、現代医学って数値化しないとエビデンスにはならないんじゃないの? 科学的根拠好きなのに? ってなんで喜ばないの? と思うことになりました。ようは、科学的根拠で示されれば診断がひっくり返ることになるからなんでしょうか? それもただ、めんどくさいから? だって、大きな病院ってそういう所でしょう? 治すために研究している人たちが自分たちの都合のいいことだけ研究してるから治るものも治らないのだから、だったら、現場から離れたがいいよって思うのは私だけでしょうか? なんのために現場で働いてるの? という文句とか疑問とかとめどなく溢れてやみませんが、私の身体の不具合を治そうと思ってくれるお医者様は神田橋先生しかいなかったということが、この時明確になったことはいうまでもありません。
あっまた話がずれてますね。。。トホホ。

 

LD体質な私の身体感覚について⑨-原始反射と愛着障害-へ続く