ワタシの暮らしの忘備録

空と海の間で暮らした、私のこれまでイマココこれから

私にとっての『間』

間の漢字の成り立ちを調べてみましたら
両開きの門の間にある月の光が
隙間から漏れるようすを
現しているのだそうで
門の中には日と記すのに
本当は月なのだそうです。びっくりです。

それからしばらくの間
『間』ということを考えていて
ようやくまとまってきたので
一度気がついたことを
ブログに綴っておこうと思います。

f:id:sorahitoumi:20170505193519j:image

この世って対になっていることが
多いなと私は感じているのですが
大抵その間には人が間にはいり
軸になっていることが多いなぁと
ふと気がつきました。(今更?( ̄∇ ̄)
このブログでのニックネームは
sorahitoumi(空 人 海)なのですが
まるで陸、海、空の
自衛隊のようですけれども
このニックネームにしたのは
自然の中にいる時に
1番気持ちいいのが
空と海の間にいる時だからです。
海は月の満ち欠けで
潮の満ち引きも変わりますし
生まれ育った場所が
小さな海辺の町でしたし
泳ぐことも浮かぶことも好きなことや
数年前から空を眺めることが
趣味になってしまったこともあり
天井が空で床が海で
その間でぷかぷか浮かび委ねている
そんな自分をフォント化したまでです。

f:id:sorahitoumi:20170505193452j:image

この世では人は何かの間に
はいっていることが多く
繋ぎ目の役目だなぁと思ったりもしますが
今のところしっくりきたのは
メトロノームのおもり(固定錘)の
ようだなぁと思っています

メトロノームはおもりを
上下に移動させ速度を変えて
一定のリズムを刻ませるものですが
おもりを上にあげれば
リズムはアップテンポに
おもりを下に下げればスローテンポになります。
人は何かと何かの間で
自分が軸になり理性を働かせて
自己調整しバランスをとることができる
生き物なのだと思いますが
私は大人になっても
中々自己調整が難しく
メトロノームのおもりが針と一緒に
左右に動くように
何かと何かの間を感情の針も
伴って動き生きていたから
何かや誰かとの間のペースに合わせて
感情の針も一緒に
左右に揺らいでいたのだと思います。
それに、人と人の間にいる時には
人のペースに合わせるために
自分のハートのおもりを
上下に合わせ
他人軸のペースに合わせていたから
息が浅くなったりして
息ができず苦しかったんだと
気がつきました。

その視点を得たことはよかったなぁと思うことの1つです。
それに付随して、陰陽のバランスは
中庸が望ましいといわれており
どうしても真ん中になります。
ただ、季節や心身の状態によっては
必ずしも中庸でなくても良いのでは?
と思うようになりました。
自分にとって全体のバランスがとれたら
それでいいのではないかと
そう思うに至りました。

今自分のおかれた場所や環境で
自分がどうやったら
何かと何かの間で揺らぎながらも
己の感情のゆらぎも楽しめるのか
又、自分の感情を保てる場所は
どこなのかがわかれば
生きづらさを感じた毎日が
楽になる日も来るように思いますし
現に私は今その状態になりつつあります。
今、誰かと誰かの間をいったりきたりするのは
必要最低限になっているので
深く深呼吸ができるようになり
自分の息遣いができるようになり
息ができる心地よい場所が
どんな場所なのかもわかるようになりました。
息が浅くなったり止まったりしたら
一度深く息を吐ききることを
意識的にやるようにしています。
自分の場合どうすればいいのか
術がわかるようになったことは
とても役に立っています。

f:id:sorahitoumi:20170505193942j:image