ワタシの暮らしの忘備録

空と海の間で暮らした、私のこれまでイマココこれから

先着1名様問題③ー本題後篇ー

せっかくシリーズ化にしたので、我が家のケースの『先着1名様』エピソードをいくつか紹介し、本題を終わらせたいと思います。

 

 前篇の記事にあるように息子がオウム返しで繰り返していた『ブリジストン』。カタカナやロゴマークと息子自身で発語した発音やCMなどで聴いた発音又は自分以外の人が発語した発音が同じかどうかを確認しているんじゃないのだろうか?と最初は半信半疑でした。でも、youtubeやネット検索などで自分の気になる言葉とロゴマークや文字をマッチングするような場面が増えてきたのと同時に、それらの言葉の違いについても、私に尋ねてくるようになりました。尋ねてくるといっても、おそらく一般的にはわかりずらい要求なので、私だからわかる要求でもあると思います。そこはやはり、自閉っ子だからこそ上手く伝えられてはいないので、そういった部分についてはコミュニケーションの障害ではあると思います。とりあえず、私は察することが人よりはできるようなので、彼が何をいわんとするのかを完全にはわかりませんが、なんとなくはわかってあげられているようです。それと、私があきらめの悪い女だからか息子もそれを引き継いだようで、自分の腑に落ちるまで何度もしつこく毎日伝えてくるので察するほかなかったりもします…。なので毎日が一休さん頓智比べのようなものでもあります。ただ、これを私が楽しんでいられるのでよかったのかもしれません。(自画自賛 苦笑)

 そうした日々を過ごしているうちに、ある日『かぜ』という言葉を発した後、「風邪にカコナール」とか「西の風」だとか…。同じように聞こえる『かぜ』という言葉の違いを息子なりに獲得していたこともわかりました。ああ、同じように聞こえる言葉に意味があることに気がついたんだなぁーと思ったのですが、これまた確信にはいたらなかったのですが…。ある日、竹がさわさわと揺れているのをみた息子は

 

息子:「かぜ、西の風」といったので、

私 :「風だねー風がふいとるねぇー」と伝えると

 

にこっと笑顔になりました。それに続けて、

 

息子:「風邪にカコナール」というので

私 :「その風邪は病気の風邪だよ。」

 

といったことを伝えたことが何度かあったことから、言葉の違いと意味の違いも獲得しているのだということに気がつくことができました。口頭で伝わる時は笑顔になるし、繰り返し伝えてこなくなるのを目安にしています。それに加え、口頭だけでは伝わらない時は筆記やネット検索などで言葉と発語をマッチングさせたりして教えていましたら、そのうち息子自ら知りたい言葉は、私に尋ねてくるようになりました。ただ、それらが、かなり聞き間違っているというか、息子に聞こえている発音がとんでもなく頓珍漢なので、そういった耳の持ち主なのかーと思ったのですが、それは私自身も身に覚えのあることでもありますが、息子ほどではありません。息子の場合には顕著に現れているので、話し言葉だけで言葉の獲得が難しいんだから、コミュニケーションが上手く噛みあわなくて当然だなぁと思うことになりました。私も幼い頃からよく聞き間違いをして勘違いをして覚えていて笑われたこともありますし…。なので、事務の仕事の場合には電話応対は相当気をつかっていたくらいなのでとても共感をしました。※実は先日も聞き間違って仕事先の職員の方のお名前を間違って覚えていました(苦笑)

 息子の場合には、私よりも相当聞き間違いというか聞こえ方が特殊なようなのです。英語の発音の場合には、聞こえ方の違いは確かに感じることが多いのですが、『Happy Birthday』は大抵の人は『ハッピーバースディ』と発音すると思うのですが、うちの息子はなぜだか『ハッピーブースディ』と発語します。〝市川〟という文字が『いいちこ』と聞こえていたり、〝フランダースの犬〟が『フラダンスの犬』、〝シーズン到来〟が『シーズン オブ ライフ』など…。こういった聞こえ方をしていて、しかも、人によって発音の仕方が違って聞こえてしまうといった『先着1名様問題』も併せ持っているなら、言葉を息子自身で獲得するのは相当困難だろうなぁと思うのです。合わせて、言葉を伝える人がその言葉を間違って覚えているとしたら、それこそ標準的な言葉の獲得は難しくなって当然ではないでしょうか? なので、自閉圏特有の『先着1名様問題』を心にとどめておいてもらっていたら、もっと違ったアプローチを考えてもらえるように思ったのです。いわゆる視点をかえることで、アプローチの方法は変わってしまうといってもいいと思ったからです。

 それと、我が家は言語療法などに通っているわけでもありませんし、自宅でワザワザ特別に言葉を教えたりしているわけでもありません。日常生活の会話の中で、ちょっと気をつけているだけで言葉が発達しています。それは、息子自身が言葉の意味がわかることで何か得られたことがあったからなのだろうと思います。まだまだ、自分の好きなイントネーションや、興味・関心がある単語のみの獲得にはなりますが、それでも私には十分ですし、ひらがなやカタカナといった50音を書けるようになれなくても、自分の名前だけでも書けるようになったら…といった取組が50音も読めて書けるようになっていたことが、今全部繋がっています。 ヘレンケラーが「WATER」という言葉の意味がわかった時と同じように、息子も〝物や人には名前があるのだ〟ということがわかったからこそでもあるように思ったりします。

 

先着1名様問題④-さいごにーへ続く

先着1名様問題②ー本題前篇ー

 この件に関してはシリーズ化するつもりがなく短めな記事で終わると思っていたのですが、あれよあれよという間に前置きが長くなってしまいました。すみません。では、『先着1名様問題』の本題へはいりたいと思います。エビデンスがお好きな方たちには、エピソードがつまらないかもしれませんが、そういう方たちは読まないでもらって結構です。で、コメントにつまらなかった感想でも書いていただけたら、今後の参考にさせていただきますので幸いです。

 私の最初の診断はAD/HDなのですが、ここ数年の治療を経て昨年に広汎性発達障害の診断もつきました。広汎性発達障害自閉症スペクトラムでもあるので、一応私も自閉っ子ということになります。で、息子も自閉っ子。

 私たち親子はよく聞き間違いをします。私の場合には、見間違い(いわゆる空目)っていわれることもよく身の上に起きています。(※息子の場合にはまだ空目が起きているのかはわかりません。)

 聞き間違いや見間違いは障害の有無に限らず起こっていることだと思われますが、これが、自閉圏の人の場合には発達の遅れとなってしまうことに繋がってしまう要因だと私は思うに至り〝はじめに〟の記事にもあるように『先着1名様問題』へと繋がることとなりました。これに至るまでにも、実は相当長い年月がかかっています。なぜ、私がこれに気がつくことになったのかというと、息子のおうむ返し又はエコラリアが半端ないことからでした。

 言語の療育に関して私は学んでおらず、発達障害の学びや療育の中で、言語の発達が遅れてしまうのは顎関節の発達の遅れや舌がうまく使えていないということをアドバイスを受けました。確かに顎の発達に不具合は抱えているように思います。歯の大きさに対して顎が小さいですし、息子の場合には歯列矯正しないといけないレベルです。でも、自閉症だから顎が発達しないのか、顎の発達に不具合があるから機能的な問題となって言葉が遅れてしまうのか…。それは、専門家ではないので私にはわかりません。なので、その当時私が自宅で行っていたことは、アドバイスをいただいたことを実践するのみでした。言葉の発達を促すためには舌を使う練習をするといいということでしたので、アイスクリームを食べさせ舌を使う練習を行っていました。それでも毎日たべさせていたわけではありません。飴でもよかったのですが、うちの子は飴は食べない子だったので、アイスなら好んで食べてくれたからです。それと、蝋燭を吹き消したり、玩具のラッパを吹くようなことを行うといいということでしたので、玩具のラッパを買ったりもして遊びの中で促すようにしていました。ただ、その当時は身体の方へ目をむけていなかったので、アドバイスを受けたことをただ行ったというだけでした。ただ、私が身体方面へ目をむけるようになり、原始反射の事をしってから、なぜそれらが必要だったのかは紐解けることとなったのはいうまでもありません。

 息子は全く言葉を持っていなかったわけではなく、実は私が気がついていないだけでした。それらは、私が息子が言葉で要求を発する前に気がついてしまうことがそもそもの原因となっていました。今回はその件に関しましては割愛します。一度出ていた言葉がほぼ全くでなくなってしまったこともありましたが、小学校低学年になって〝おうむ返し〟がはじまりました。そして、中学生になり〝おうむ返し〟でコミュニケーションを行うようになったと同時に、その当時好きだった『ブリヂストン』という企業名を息子自身が発語するだけでなく、私を含む他者に対して言って欲しいといった要求をするようになりました。その当時はただ、その言葉のイントネーションが好きだから、私や他の人にも『ブリヂストン』と発語してもらって聞きたいだけだと思い込んでいましたし、それを遊びで言っているだけだと思いこんでいました。でも、高校生になったことを期に息子が自宅に戻り毎日を過ごすようになったので気がつけたのだと思います。また一緒に暮らし始めて本当によかったと思います。

 中学生までは施設に入所し併設されている学校へ通学していたので、月に1度か2度の帰省時のみだけipadを使ってyoutubeを楽しんでいました。youtubeの動画を検索する度に私に検索させるので、それが面倒臭すぎて息子自身で検索できるように教えたら、いつの間にか自分1人で検索できるようになったことで、言葉に興味を持つようになりました。言葉に興味を持つようになったことで、息子は聞こえている単語の情報と視覚的な文字情報とを照らし合わせるようになりました。このことから、息子が行っていたオウム返しはただその言葉が好きで聞きたくて要求していたわけではなかったのだということに気がつくキッカケとなりました。そして、このことがニキさんが発信されている『先着一名様』ということに繋がるのです。

 息子がなぜ同じ言葉を人を変えて聞いて回っていたのかは、人によって『ブリヂストン』の発音が違うからということが原因だったのだと思われます。例えば、一般的には『ブリヂストン』の聞こえ方は同じだと思われますが、息子は聴覚過敏で耳の聞こえ方が尋常じゃなく聞こえすぎたりしますし、もしかしたら絶対音感があるかもしれません。絶対音感がある場合には、聞こえ方が音階に聞こえる人もいるのだそうです。なので、一般的に聞こえている聞こえ方とは違った聞こえ方で息子には聞こえてしまうのかもしれません。その聞こえ方は1人1人違うように聞こえてしまう。だとしたら、発語している人はみんなと同じように発語しているつもりでも、受け取っている息子には『ブリヂストン』と同じようには聞こえていなかったから、何度も聞きかえしていたのかも…。それが〝先着一名様〟ということになるのです。よって、息子の場合には一人一人同じ言葉を発語しても、1人1人発音の仕方が違って聞こえてしまうのだろう。だから、ただ、確認していただけだったのかもしれないなぁと気がつくことになったのです。

 

先着1名様問題③-本題後篇ーへ続く

先着1名様問題①ーはじめにー

久しぶりにシリーズものの記事をば。。。といってもなるだけ短めにすませようと思っています。。。最後までおつきあいくださると嬉しいです。覚書程度ですので、乱文乱字などございましたらすみません。

 

 さて、昨年の12月の初めごろの『今日の空』に本日の記事先着一名様』に関することをアップするといってひと月以上も経っておりました…。そろそろ解禁といいますか、やっと落ち着いてこの記事を綴れる時間がとれているので、本日はその件を自分目線で記事にすることにしました。お暇な方は読んでいただけたら嬉しいです。

 『先着一名様』という言葉は、自閉症スペクトラムの当事者であるニキ・リンコさんの著書「スル―できない脳ー自閉は脳の便秘ですー」の中で使っていらっしゃる言葉のようです。私はこの著書は読んだことがありませんが、ネット上で知りました。なので、ニキさんがどういった意味でこの『先着一名様』という言葉を用いられていたのかは、正直言って私にはイマイチ腑におちておらず、漠然と感じていただけでした。で、この言葉が、私の肚にしっかりと落ちることになったのは、ここ数年で、のんびりと言語の発達をとげている息子と過ごしている中で腑におちることになりました。

 そもそも、私がこの件に関して気がつくきっかけになったのは、自閉圏の人たちの場合には言葉の発達がヘンテコになってしまう現場にでくわしているし、自分自身も見間違いや聞き間違いをしたり、息子と毎日関わるようになり思い知る日々を過ごしているからなのです。でも、専門家の方たちは、この件に関して、実はそんなに気がついてらっしゃる人が少ないのかもしれないなぁと思ったりします。もし気がついていらっしゃるなら、もっと言語の療育が上手くいってるハズだと思うのです。それでも、目覚ましいようなことはこれまでに出てこなかったように思います。ただ、私は最近講座などほとんどうけていないので、私が知らないだけかもしれませんが…。

 とにかく、今までにいろんな言語の訓練があったと思うのですが、それでも伸び悩む人もいただろうし、身体的な機能が悪くないのに訓練をしても発達をとげなかったのことが『先着一名様』という言葉を理解していただくと、ああー!だから上手くいくはずなかったんだー!なんかわかるわーと思ってもらえるように思うのです。自閉圏だからこその独特な受け取り方が『先着一名様』という言葉1つで表現できるといってもいいくらいです。あっ言語に限りません。全般的に世界の切り取り方がそうなのだろうと私は思うのです。なので、私の中にしっかり腑に落ちた時に、目から鱗となりました。  ニキさんの存在を知ったのは12年くらい前になりますが、やっぱり自閉圏の身の上で起きていることを的確に言語化されていらっしゃるので、秀逸だなぁと思うにいたることとなっています。

 ですので、当事者の中でもニキさんの発信は、私自身にとってだけではなく、息子に起こっている問題を観る時の視点にも役にたっていますし、自分自身の育ちや今現在も持っている心身の感覚的な不具合や不調に関しても共感することが多いです。そして、私自身がここ数年で発達し成長したからか、最近は更に腑に落ちるようになりました。

 ただ、これはあくまで私が体験し得たことで、一個人の体験談になります。息子の言葉の発達を促すために私なりに行ってきたことが、なぜ上手くいったのかを説明するのに、『先着一名様問題』に繋がったのです。ですので、言語の療育に通っていてもイマイチ伸びなかった人たちや構音障害といわれた人たちでも、自閉症が伴っているのであれば、療育の方法が間違っていたかもしれないと思ったりします。脳や口腔内などの機能的な問題がなく、言葉は聞こえていて理解もできてるようだけれども、言語の発達ができなかったのは、その人自身だけの問題ではなく、療育する側や指導する側の自閉症という障害を勘違いして取り組んでいたからなのではないだろうか?と強く感じることになりました。

 ただ私は、ただのお母さんであり、療育のプロではありません。医学的な知識もほとんどありませんし、専門的なことを大学で学び視覚を持っているわけでもありませんので、なーにいってんだかーって思う方もいらっしゃるかと思います。 ただ、我家の場合にはなんか知らんけど、このやり方で発達しております。ですので、もしかしたらどなたかの役にたつこともあるかもしれないと思って記事にすることにしました。参考になれば幸いです。

 そして、医療関係者や専門家の方たちには、今一度、我が家のケースから、言葉の発達の方法を模索してもらえたらと思っています。もし、この記事を読んで意味が解りづらいという時はコメントで質問をしていただけましたらと思います。

 最後に、この『先着一名様』という言葉は、もう10年以上前にニキさんが発信されていらっしゃるのです。この時、自閉症という障害の理解を皆さんが上手く受け取っていたなら、今の現状に起きている発達障害者が増えているという現象は抑制できたんじゃないかと思ったりもするのです。数年前にDSM-5になり、自閉症は定義が変わり、神経発達の障害になりました。これまで、自閉症はコミュニケーションの障害だと言われてきました。だからこそ、皆さんの思い込みで言語の発達がとげられなかったのかもしれません。なので、一人でも多くの方が気がついてくださることを祈っています。

 

『先一名様問題②ー本題前篇ー』へ続く

今日の空

大寒を忘れてしまうくらい

日中はポカポカとあたたかく

雲1つない青空に

冬なのに春の日差しを感じました

それにしても体調管理難しいですね。

朝ごはんを食べずに家を出たら

鼻の中がカピカピになったので

朝からスープくらいは

飲んでいこうと思います。

 

▼散歩途中でパチリ

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生活保護の申請から認定され数日の中で

ドジと忘れることが多発したことで

小学校時代に忘れ物をして

自宅に取りに戻る場面と

大人になってから

何かのストレスを感じると

寝ている時にみている夢の中で

何故だか高校生の私が忘れ物をしてしまい

バスやバイクを使って

忘れ物の体育館シューズを取りに帰る夢を

度々みていたので

リアルな忘れ物をして取りに戻る思い出と

夢の中で忘れ物をして取りに戻る動画が

走馬灯のように思い出されていました(笑)

夢の中の忘れ物がなぜだか

体操服か体育館シューズだったんですよね。

たしかに、よく忘れてましたけれども…。

忘れ物していた頃の記憶で一番古い記憶は

小学校1年生の時です。

給食当番の服を取りにかえっていました。

忘れ物しても学校から自宅まで

徒歩で数分だったのでラッキーでした。

それでも、幼心に切ない気持ちで

とぼとぼと取りに帰っていた映像が

ずっと頭の中で開示されています。

そして、昨日新しい曲を覚えようと

youtubeで米津氏の「flamingo」を

みていましたらば

今日は一日中「flamingo」の曲と共に

リフレインしていました(苦笑)

余談になりますが…

昔、地元のコンペで入賞した作品の題名が

実は『フラミンゴ』です。

 

きょうはこのへんで。

今日の空

曇り空の隙間から朝焼けを感じて

光がこぼれる間もなく

厚い雲に覆われてしまった

今日の朝にみた空は

久しぶりにあばら骨みたいな

縞縞の雲でした。

 

▼この狛犬可愛いらしくないですか?

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私がちゃんとできない親だったり

気をつけてあげられなくて

歯科受診が遅れてしまい

息子は3度麻酔を使って

虫歯の治療をしました。

この治療に至るまでの話も

いろいろあったのですが

私自身のいたらなさで

息子には痛い目にあわせてしまい

申し訳なかったと思っています。

去年3度目の虫歯の治療をしたことで

お世話になった歯科の先生や

衛生士さんたちとも

信頼関係を持てるようになるようにと

虫歯にならないために

月に一度診察してもらい

フッ素塗布をしていただいてます。

手順書はナシでご褒美もなく

診察を重ねる度に少しずつ診察に

協力してくれるようになりました。

一度目の時は、彼の中で

歯科医の先生は男性だといった

こだわりのようなものがあったらしく

本来の担当の先生には

ブラッシングをさせてくれませんでした。

それは、幼い頃から

学校で取り組んでくださっていた

性教育の賜物でもありました。

彼の中で、異性の診察は

タブーだという思いこみと

なっていたからかもしれません。

なので、歯科の場合には

女性の先生に診察してもらったり

ブラッシングしてもらうことは

オッケーだということを教えたら

次の回からは異性の先生でも

受けてくれるようになりました。

すると、今度はお家での宿題である

仕上げ磨きについてが課題となり

なかなか私には

仕上げ磨きをさせてくれませんでした。

そして、先日テレビで

お父さんがお子さんへ

仕上げ磨きをしている映像が流れたので

それを録画しておいて

息子にみせて説明してみました。

すると、なぜだかそれが功を奏して

毎日母親の私に

仕上げ磨きをさせてくれるようになりました。

自分で歯磨きをすることも

なかなか難しかったのですが

それは虫歯があったから

拒否してたことも後でわかって

自分の不甲斐なさに

落ち込んだこともありました。

それでも虫歯が治ってからも

なかなか自ら歯磨きをしようという

自発的なことにはなっておらず

私が忘れてしまえば

できていませんでした。

ところが、ある日から

 

『パソコンを使ってもいいけど

 その前にお風呂にはいって

 歯磨きをしてからね』

 

と口頭で一度いっただけで

次の日から自発的に

 

「パソコンする」

 

と要求があるので〝いいよ〟というと

自発的に〝お風呂〟と〝はみがき〟まで

セットになりルーティン化しています。

時間はipadタイマーを使って

自分で設定してもらうようにし

現在は時間を追加したり

自分でタイマーの時間を

変えるようにして

パソコンタイムを楽しんでいます。

これらは手順書なんて使っていません。

一度口頭で指示をしたりして

本人が解らない時は

手伝って欲しいと要求があるので

そういった時に手伝っているだけです。

息子自信が持っている特性が

なせる技だと思うんだよなーと思い

こういう時に

自閉症が伴っていてよかったと

思う瞬間だったりします。

 

きょうはこのへんで

 

今日の空

今年の冬は気温差が激しいですね。

体調管理が本当に難しいなと思います。

昨日は曇り空でしたら

本日は晴れてますが寒い。

昨日から新学期が始まった

学校も多いではないでしょうか?

冬休みに寝坊助だった息子も

なんとか早めに起きて

遅刻はしてますが学校へ登校しました。

今学期も体調管理に気をつけて

いろんなことにチャレンジできますように…

 

▼天主堂からの眺め

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まだ45年しか生きてはないけど

人生80年としても

もう半分をこえました。

30年前の今頃の私は

高校受験を控えた15歳でした

昭和天皇がご逝去され

昭和から平成へ変わった年。

あの当時の私は

早く大人になりたくてしかたがなく

未来に夢をみていました

大人になれば

きっと今の自分が感じている

憤りや戸惑っていることの意味が

きっとわかる日がくるだろうと

思っていました。

それからの30年のうちの

3分の2ほどは

自分というものをずっと探して

もがき続けていたのだと思います

でも、その最中は

自分がもがいていたなんて

想像もしていませんでした。

夢中な時の感覚というものは

なぜか感覚は鈍っているし

〝苦しさ〟が〝快〟に感じることも

無きにしも非ずだったように思います。

というか、そういうものを

〝美〟と結びつけていたようにも思います。

※どんだけドMなんだ。私。

 

あれから30年の時を越えて

当時の私が憤っていたり

戸惑っていたりしたことや

保留にしていたことも

全部自分なりに謎がとけ

人生の岐路にも何度もたったけれど

自分という人間をちゃんと自覚し

生きている感覚もとり戻せたのが去年

自分をとり戻せたと同時に

たくさんのものを手放したけど

私に残ったものは

少しの借金と息子でした。

それでも、息子が想定外の成長をしているので

それだけでも救われています。

それと同時に生活保護世帯になりました。

やっと福祉から解放されると思ったのに

結局鳥籠にいれられるのか…

そんな気持ちでいっぱいです。

生活保護になって

お金は楽になったからといっても

私の知的好奇心は

ほとんど奪われたようなものです。

息子だって、些細な余暇にしていたことも

全部我慢しなければいけません。

生憎私には友だちもいません。

アッシーくんやアッシーさんにするために

友達なんてつくるつもりもないです。

一般的に生活保護になっている人たちと

私は趣味趣向が結構違うと思われるので

ささやかな楽しみもささやかな贅沢も

全部しばらくお預けです。

早急にぬけだしたい。

できれば、少しの借金も破産することなく

全部返してしまいたい。本当は。

破産したなんて肩書きとか

正直言って欲しくないし

生活保護も受けたくないです。

まるで、私は一部の発達障害精神障害の人たちに

しらしめるための道具にされてるようにも思います。

なぜ、自己解決できる人が

病院を利用しなきゃならないのか

意味がわかりません。

だって、私は自分がおかしいと思ったから

ずっと病院へ通っていたのです。

そして、なぜ地元の病院へ通院しなきゃ

ならないのかも意味はわかるけど

治してくれないし信頼できないから

行かなくなっただけです。

ただ、私や息子に興味関心があるからって

そういった目的や自分たちが楽するために

地元の病院へ通院しなさいっていうのは

なんていうかオカシイと思います。

ああ、これは私の勝手な妄想なので

そうじゃないことを祈ります。

なんかイライラするから

相当ストレスたまってるなー

病気にするのが

支援者や病院の目的だったなんて…

知らなかった。

 

きょうはこのへんで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日の空

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昨日久しぶりにみたサンセットと
本日の朝のサンライズ
オレンジ色というか
朱赤な真ん丸な太陽が
落ちていく様子と
昇ってくる様子をみれたし
昨日と今日の空は
とても幻想的という言葉が
ピッタリだなぁーと思ったのでした。
そして、久しぶりの大きな地震
私はその時ラジオを聞きながら
車を走らせてて
しかも震源地とは逆方向へ
走っていたので
ラジオの速報で知りました。
なので、私は何事もなく無事です。
 
▼写真は『半分青い』ならぬ『3分の2くらい青い』空
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そうそう、私は思春期の頃
趣味で詩や短歌を綴ることに
はまっていたことがあって
愛着の不具合を治している過程の中で
過去の自分を思い出す作業がてら
あらためて詩を書きはじめました。
以前までは、このブログの記事として
詩をアップしていましたが
詩と自分自身のことを綴るブログは
別にしたいなぁと思ったことから
新たな詩は『note』のほうに
アップしています。
ちなみに『instagram』では
Iphoneで撮った写真を掲載してます。
写真を撮るのも実は趣味です。
お時間ある方は
一度覗いてみてくださいませませ。。。
 
ということで、最近閃いた〝詩〟があるのですが
どう考えてもドリカムの
パクリじゃんかーっていうような
詩に仕上がってしまったので(苦笑)
noteの方にアップせずにいました。
料理が違うだけで
『あなたにサラダ』ではなく
『あなたにおつまみ』といえるくらいです。
ぱくったつもりはないのですが
パクリといわれても
致し方ない仕上がりです。
なので、こちらのブログに掲載しようと思い
本日初公開です。
タイトルはつけてません。
笑ってやってくださいませ(苦笑)
過去の幸せな時間がフラバしたから
綴ってみたら…こないなことに…。
トホホ
 
 
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(no title)
 
キンキンに冷えたビール

熱々に茹で上がった枝豆と

切っただけのトマト

絹ごしじゃなくて

ちょっと固めの木綿のお豆腐に

すりおろした生姜と

刻んだネギをのせて

少し甘めのお醤油をかけるだけ

切って、茹でて

お皿に盛っただけの

ささやかなおつまみなのに

「サイコ―!」

といって喜んでくれる

そんなあなたが大好き♡

 

_________________

 

きょうはこのへんで

※このしめくくり方は山下達郎氏だったし…(苦笑)お気を悪くさせているとするなら本当に申し訳ございません。