ワタシの暮らしの忘備録

空と海の間で暮らした、私のこれまでイマココこれから

旧ブログ2016-07-09

☆2016年6月6日から2016年11月28日まで旧ブログ「これまでイマココこれから」より

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2016-07-09 06:20:08 | 私のこと

 

のっとられ現象③

のっとられ現象が酷い時はしばらく続く時もあり

一回の対峙ではできれない時は2、3日腑抜けの状態で日中を過ごす事になる

おしゃべりもあまりしたくなくなるので電話の応対が苦痛だし

人と会う事はできれば控えたい。

それでも会社には行かないといけないので演技をするわけだが

自分じゃない人が自分に戻る気力のない自分で

いつもの自分を演じるのは結構大変だったりもする。

その時、本来の自分は、脳みそのどこかへ格納されていて

鉄格子の檻のなかで、生身の自分を眺めている状態なのだが

鉄格子の中の自分は焦る事もなく

自分の戻る瞬間をただ待つだけなのだ。

戻りたいけど、戻るタイミングがないし、気力が湧かないから

ひたすら鉄格子を持って

鉄格子の隙間から自分を眺めているそんな状態で

私は自分を見守るしか術がない

その時の自分はとても冷静でいつもより数倍集中力が増す

ひたすら仕事をこなし、周囲の事さえ目に入らない。

時間が過ぎるのをただ待つだけで

暴れる君な自分にならない事を願う。

数日いつもとは違う自分でいる時は喜怒哀楽も薄くなってしまう

いつもならくだらない事でも笑える私が笑えなくなるし

お腹も空かなくなるので、とりあえず自分に戻ってみるには

どこかにいる「怒りンボの自分」を引っ張りださないといけない。

怒りンボの自分が怒りや悲しみを吐き出してしまうと

一応そこで我にかえるきっかけになるようなのだが

なんというか、本当に面倒くさい。

そして、「怒りンボの自分」が発動すると

本当に手がつけられないし

自分でもどうする事もできないくらい酷い状態になるから

できれば「怒りンボの自分」は発動させたくないのだが

この「怒りンボの自分」が私の場合には

「のっとられ現象」の鍵なのかもと

最近気がついたのだが、1番最近行った鹿児島の受診の時に

「怒りのコントロールが1番難しいんだよね」と教えていただいて

ああ、やっぱりそうなのかぁーって思い

それから、「怒り」をためないように

イチイチ自分を守る癖をつける事にした

私は本来は鈍感で実は瞬時に自分の感情に反応できない時もあって

その時は全く何も感じず違和感だけを感じ

違和感の正体に後で気がついて

そういえば…なんかムカつくってなりやすく

それを貯めてしまっていき、

何かをきっかけにドッカーンと爆発してしまう事になってしまうようだ。

「怒りンボの自分」との付き合い方は継続中だが

この事に気がついた事もあり「のっとられ人生」は

幕を閉じたといっていいのかもしれない。

まだまだ続くーーー→