2017-07-21 灯火 この世に生まれた意味を いつも僕は自問自答していた 月の光を浴びながら またいつか還る日を夢みて 僕は天を仰ぎ 望郷の彼方を描いては 夢をみていた 恐れの中にある 悲しみや怒りを 持て余すことで いつも僕は僕自身を責めていた 誰にも灯すことができなかった 僕の中で燻っていた思いを 察し照らしてくれたのは あなただったことを 今更気づいたところで もう遅いけれど...