ワタシの暮らしの忘備録

空と海の間で暮らした、私のこれまでイマココこれから

今日の空

今日は朝から雨です。

しとしとしとしとしとしと…と

雨粒が天から落ちてきています。

 

▼今日の写真は息子が撮った
 イルミネーション

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障害があることで

言語の発達が遅れてしまうのは

その人が元々もつ器質だけの問題ではなく

環境に大きく左右されてしまうことを

今、心底実感しています。

障害を持って生まれたのは

確かに親のせいだけではない。

でも、その人を囲む環境や

周囲の関わり方次第では

障害の軽重に関係なく

重くもできるし軽くもできるのだと

10年以上前に聞いた講座で

支援者の方が声高にお話されていました。

その時はぼんやりと『そうなんだぁ』と思って

それなりに取り組んできました。

あれから10年以上が経って

先生の予言通り(苦笑)だったなと

思うにいたっています。

私がズレていた当時は

お金をかけて学んでいたのに

当時の息子にはほとんど響いていませんでした。

なので、当時の友達に

 

「はるさんは療育のスキルがあるのに勿体ないね。

 でも、Sくんは重度だけど育て方では

 絶対伸びると思う」

 

といわれたことがありました。

私もそう思っていたので

嬉しかったことを覚えています。

 

シングルマザーになったことで

息子や自己成長のために

お金をかけていた時期から一転し

最低限のお金しか使えなくなったけど

私の価値観が変わり力が抜けたからか

息子があれよあれよという間に

成長をしていく姿を目にした時は

正直いって信じられませんでした。

頑張らなきゃいけない場面を間違っていて

やってなかったことをやればよかっただけだったし

しかも、お金をかけなくてもできることが

沢山あったことも知りました。

 

〝障害や病気〟というラべリングをすることで

治療ができ、保険が使えたり

制度が使える。

それはとても有り難いことですが

どんどん、何かがすり替わっていくのを

感じられないのはある意味

危険だなぁと思います。

それが問題じゃないことまでも

問題視するような子育てとなってしまって

しかも、その問題の解き方まで

自分以外の誰かに委ねている子育てや

療育が持てはやされてしまい

負の連鎖となっているのではないか?

気がついてないのは

実は私たち親ではなく

諸行無常〟という概念は知っていても

それを受けとめられていない

一部の医療関係者や教育関係者や支援者だと

私は思ったりします。

障害に限らず理解をしてもらうには

自分も理解をするほかありません。

だからこそ、切磋琢磨するのでしょう?

頑張ってもダメなら

違うことやってみるっていうのも

〝アリ〟だと思えば

自ずと力が抜けたりするものだと

私は思い知りました。

思い知らせてくださった方たちには

とても感謝しています。

 

今、言葉を覚えようとしている息子が

youtubeを検索するけど

観たい動画がでてこず

私に聞いてきます。

 

「お母さん〝シーズン トゥー ライン〟」

 

Youtube で検索しても

   出てこないけん、お母さん探してー〟

と心の声がしたので

聞こえているままの単語で

入力しても出てきません。

なので予想される英単語を

カタカナで入力してみますが

今度はそれをみていた息子に消されます。

どうやら違うっぽい。

ない頭を巡らせどんな言葉かを

口に出したり

ネットでググったりしても

ヒットしない。。。ごめんよ息子くん

ふと、あきらめた瞬間に

閃き

 

「シーズン到来!」

 

と息子に伝えると〝ビンゴ〟だったようで

それで検索し無事観たい動画を

見つけたようです(笑)

3歳の頃ネイティブの英語の先生に

授業をしてもらってたからでしょうか?

イントネーションが諸外国の人のようです。

耳の聞こえ方が良すぎるのもあって

聞こえ方も〝先着一名様〟なようです(笑)

ニキさんがおっしゃる通りだー!と思う

今日この頃です。

 

きょうはこのへんで。

 

※〝先着一名様〟という言葉は、ニキ・リンコさんの著書『スル―できない脳ー自閉は情報の便秘ですー』にあるようです。私は読んだことはありませんが、この言葉だけは知っていたので、使わせていただきました。

※言葉の聞こえ方に関する記事をそのうちアップするつもりです。しばらくおまちください。