ワタシの暮らしの忘備録

空と海の間で暮らした、私のこれまでイマココこれから

今日の空

夜中か今朝方雨が降ったようで

隣の家の垣根に咲いている昼顔の葉っぱに

雨粒が残っていました。

ずっと晴れ間が続いていましたので

雨がさっと降ると

すこし清々しく感じますね。

今日は日曜日。

日頃の疲れを親子共々癒して

暑い夏ですが楽しみたいと思います。

 

▼写真は先日散歩していたら
 楠の上で涼んでいる野良猫

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西日本の水害後、復興が始まっていますね。

こういう時、募金もボランティアも

出来る状況ではない自分自身の

無力さを思い知らされるだけです…。

避難所によっては、

体育館の中を段ボールで仕切り

プライベートな空間を確保できるように

なっているようですね。

間仕切りに段ボールが使われているのをみて

過去に学校校長からうけた仕打ちのことを

思い出したので、今日はそのことを…。

 

息子が以前いた学校は小学部全体のみですが

物理的な構造化がなされていましたので

教室の中の仕切りは段ボールでした。

我が家が転入した数年後の春に

保護者にはなんの説明もなく

学部全体の段ボールの仕切りが全部撤去され

一部分だけパーテーションに切替られており

年に数回しかない年度初めの授業参観の時

絶句し心穏やかにはいられなかったことがありました。

もちろん、その日のPTA総会で、

保護者からの疑問や質問が飛び交いました。

我が家は転入時に前教頭や主事などから

前もって方針が変わるかもしれないといった

説明をされていたので、その時はただ漠然と

その言葉を受け入れるしかないと思いながら

一体何が起きているのだろうと思っていたら

こういうことだったのか…。

そんなことを思いつつ校長の言い訳を聞きました。

その時校長からの撤去理由が

 

「火災時に危険なため」だったか

「消防法にのっとり」だったか

 

記憶がさだかではありませんが

そういったことを理由に

段ボールを全撤去されたことがありました。

確かにその後、東日本大震災があったり

全国各地様々な場所で火事のニュースをみて

ああ、結果オーライだったかも…

なんて、思うにいたりました。

確かに、物理的構造化をしてしまうことから

逃げられないことも起こりうるし

危険だろうことは想像がつきます。

火のないところでも万が一なことが

起きてしまうこともありますので。

逆に構造化していたことで被害が少なかった方も

稀にはいらっしゃるのかもしれませんが…。

どうなのでしょうか?

 

その後日本各地で災害が起こる度に

転居先がみつかるまでの間

避難所でのプライベートな空間の確保は

どこも課題があったと思います。

そこで、段ボールのベットや仕切りが

避難所で用いられるようになっており

それらがあることで助かっている人たちが

いらっしゃっるのをみる度に

毎回なんともいえない気持ちになります。

今の私は、そういったことを受け入れられていますが

正直言いますと、学校教育や保護者などの大人が

子どもたちと関わっている中で

後先を考えていないその場しのぎの対応で

どれだけ子どもたちを困惑させてしまうのか

多分想像もついてないんだろうなぁーと思うのです。

子どもたちの中には大人に窘められても

経験をしていくうちに、時と場合を使い分け

臨機応変な対応ができていくのでしょうけれど、

発達障害の人たちの中には

その場で言われた事しか想像できない

思考停止の人だけではなくて、

むしろ、受け止め方が律儀なことから

時と場合を使い分けられず

良かれと思った大人の対応が

混乱してしまう要因になっていることが

山のようにあると思うのです。

 

例えば、この段ボールの仕切りの場合

私の場合過去に一度、

段ボールの仕切りは火災時に危険だから

撤去された経験があることから

今回の被災時にプライベートな空間を

つくりだすための段ボールの仕切りが

賞賛されているのをみると

とても矛盾を感じてしまうわけです。

危険だからと撤去された段ボールの仕切りを

今度は教室よりももっと広い場所で

火災が起きたら危険極まりないだろう場所に

段ボールの仕切りが搬入されている事態。。。

昔のままの私だったら、理不尽だと思い

〝ぷんすか〟していたことでしょう。

で、それなりに発達をとげたようなので

 

「ああ、お役所仕事だったのね…。」

 

なんて大人な言葉で自分を

窘められるようになっております。

 

が、しかし

 

こういうことなのです。

学校現場だけじゃなく私が知ってる

矛盾してる人たちの行っている

その場しのぎのSSTって。

一生使えないし、しかも、

その矛盾に気がついた人に対して

更に矛盾の上塗りするような言葉で

言い聞かせたり窘めようとして

きやがるのですよね。。。

学校の体操服や制服、規則にしろなんにしろ。

矛盾な教育で誰かや何かの支持に従える

良い子ちゃんの教義ばかり教える

こんな世の中じゃ…。

 

きょうはこのへんで