ワタシの暮らしの忘備録

空と海の間で暮らした、私のこれまでイマココこれから

LD体質な私の身体感覚について③-違いと共感すること-

著書以外では、講演会で何度かニキさんのお話は聞いたことがありますし、10年以上前はニキさんのブログをこっそり読むことを癒しにしていました。(すみませんニキさんのブログの隠れファンだったんです。。。)何気ない日常の一コマを綴ってらっしゃったのですけど、ご本人にとっては不便だったり、工夫だったり何気ないことも、私にとってはヒントになることがたくさん記載されていたし、それが私にはとても面白かったのです。何が好きだったのかといいますと言葉の使い方とか言い回しとかとっても好きだったのです。で、とにかくわかりやすかったのです。私には。

それにニキさんは当事者の中でも脳みそオタクだということでもあったし、学術的な知見をおそらく庶民な私たちのようなものにまで、わかりやすく説明できるくらいの言語体力をもった人ってなかなかいないと当時の私は感じていたことが大きかったように思います。
それとは別に、非公開のニキさんの講演会を受講したことがあり、その時にお話してくださったお中で〝狭い所で服を脱ぐとき手を怪我してしまうといった話〟を伺った時に、実は私には身に覚えがあったことから、頭をブンブン縦振りするくらい激しく同意な気持ちになりました。だから私も壁に手をぶつけることになってしまっていたんだろうと思ったことから、怪我しないような工夫を考えることになりました。狭い所ではなるだけ大事にならないように身支度は広い場所で行うようにしたり、着る服を脱ぎ着しやすいような服を着たり、購入する時からそういった服を選ぶようにつとめてきました。これらのことを現在振り返るとパーソナルスペースに関する不具合、つまり固有受覚に不具合があるなるのだと思われますが、現在では、身体アプローチを行うことで統合し、その人なりの発達(含めて超えるということ)をとげれば、これまで私がやっていた工夫の手間は省けるのかもしれない現実を味わえる日が訪れたことは時代が移り変わったことを知るお知らせのよなものだなぁと思ったりもします。(個人的見解です)

脳だけでなく、身体もずっと使わなければ衰えたり錆びていくだけだと思うのです。ただ一回の施術で整ったり、治ったとしても、その状態を維持するには、日々自分自身で整えその状態を維持していくことが望ましいと思うのですね。それに、私が身体アプローチを始めることになった師匠のような人から、痛みと向きあうことも大切なことだと、箱根の麓でコツコツやっていた今では全国区になった先生に教えていただきました。なので、自分自身が一番の自分の身体の理解者であることやそんな自分のと日々向き合っていくことが大切なことなのだと、今思えば師匠となる先生から教えていただくこととなりました。その当時にはわかりませんでしたが、身体アプローチの事を知り、原始反射のことを知ったことから、大人になった現在でも『快と不快』を感じることが大切であり、そういうことはすなわち、神田橋先生の言葉に変えると『気持ちいい』ということなのだと思います。

なので、〇〇講座に参加しづけることよりも、一度ご指導いただいたことを日々自分で続けながら、些細な身体の状態を察することができるようになれたり、変化を感じられることが大切なことだということを、私にとっては、師匠のようになるその先生に教えていただいたように思います。そして、その方がいわんとすることが、野口整体創始者である野口晴哉氏の在り方や考え方を踏まえてのご自身なりに問いかけていたことを私へ伝授してくださったのだと思っています。ですので現在では野口整体創始者である野口晴哉氏の著書を読み、孫弟子にあたる方たちのブログなどを読ませていただいたり、講座に参加させていただいたりすることが、私なりの知見を広げることにもなっていますし、自分なりの修行だと思っています。(でも、超難しいです。だって私はLD体質←いいわけですよね。。。)

野口氏のいわんとすることは何となくわかるのですが、操体法に関しては身体を動かしながら体感しないと私の場合にはさっぱり意味がわかりません。そして、残念なことにLD体質なことからイメージもできません。ただ、著書を読むと肉体的なこと意外なことに関しては共感する思うことが多いなぁとは思っています。

そして、私が懸念していることは、昔から身体のことを考えた生活をしている人たちと現代のことしか知らない人たちでは、考え方や価値観があまりにも違いすぎることだけではなく、身体の土台が違います。地球のことだけ考えれば、自然農法や有機栽培、脱原発無添加の生活が望ましいのはバカな私でもわかります。ただ、そういった身体づくりや土壌づくりをするためには、全人類の人の意識を変えるまでもない状況で、ワクチン接種を拒否することからのパンデミックが起きているということを、完全なる無添加生活や放射脳の方たちには改めてかんがえていただきたい。それをただの『運命』だと受け入れられる人とそうでないことがいる人の方がこの世は多い事を…。

野口氏の考え方は考えようによっては優しく感じることもありますが、私からしたらとても厳しくシビアな世界だなぁと感じることとなっています。だから、感応ごっこにいそしんでる人々が増えることなく、自分自身の身体と対話できる人たちが増えてくれることといいなぁと思ったりもします(生意気ですね。すみません)それくらい、人間の身体は鈍感になりインフルエンザだけでなく、何か感染しやすい病気が発生した時パンデミックを起こすことにならざるを得ないくらいな体質と化しているのだと思ったりもします。ですので、やみくもに子どもの頃のワクチン接種を拒み続けることを改めて考えていただきたい。あなた達やあなた達のお子さんはたとえ大丈夫でも、それらを大切にできない人たちの保護者にとっては、毒を振りまく存在にしかうつらない事を…。

それとは別に、最近、中原中也氏の著書を読むために図書館へ行きました。図書館で中原氏の著書を探しながら、偶々みつけた著書(2002年に出版された著書)を借り、読んでみると、目から鱗情報が満載すぎてで、ほとんどメモをとる羽目になってしまいドツボにはまっています。まだ『はじめに』なのに。。。それに、こんなことやあんなことを当時講演会でどの専門家の人も教えてくれたことはなかったように思うんですよね。(あっ都合のわる所は覚えていないだけなのかもしれません 苦笑)ですので、この著書を読みながら、ニキさんの名言の1つでとなっている

『早く教えてよ専門家!』

と著書を読みながら、思わず声が出たくらいです。そのツラツラと記載されていたのを一部抜粋しメモに残していることが下記の内容になります。

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「脳のはたらきのすべてがわかる本」ジョンJレイティ氏著より初版2002年

◎脳も筋肉同様鍛えれば鍛えるだけ発達し、油断すれば衰える。
◎脳は休みなく活動し、極めて敏感で強靭な器官であるため良くも悪くもほぼあらゆる環境に順応する。
◎脳を鍛え外界でうまくやっていくつもりなら、その機能に作用する多彩な要因を知ることが望ましい。

 

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他にもまだまだ転載したいことがたくさんありますが、著作権などの絡みもありますし、とにかく読んでもらったほうが早いように思います。もうすでにご存じの方もいらっしゃるのかもしれませんが、そういう方は改めて読みなして改めて現時点での考察をしていただきたいです。とりあえず気になる方は密林さんなり書店でお買い求めくださいませ。

で、あの当時、もし全国飛び回っていただろう業界支援者の先生方が教えてくれてたら、身体のこととかもっと大切にできてたかもしれないのにーーーーー!と今更にはなりますが、〝ぷんすか〟しながら読んでいます。ああ、でも【はじめに】を読んだだけで、図書館に返却するせばならないくらい、文字がぎっしりです。もう返却期日はマジかですが。。。(ガックリ)そして、まだ〝はじめに〟なのに…。

後、脳にとっては飲むこと食べること全てが脳に影響を与えるそうでございますよ。そして、考え、話し、愛し、笑い、泣き…外界を認識するのかはあまり知られてないと、この時点では書かれています。そして、これらを本当に理解するためには

「自分の現実の姿を受け入れる覚悟」がいるんですってよ!!!皆様!

ほらっ!支援者に限らず発達障害な人たちが一番苦手とすることだと思いませんか? 簡単にいうと『現実を思い知れ』っていう叱咤激励にもなりますよね。。。そして、私はこの数年人様が考えられないくらいの現実をみることとなっていたのはいうまでもありません(泣)

まだまだ続くよどこまでもー


LD体質な私の身体感覚について④-違いと共感すること-へ続く