ワタシの暮らしの忘備録

空と海の間で暮らした、私のこれまでイマココこれから

諸行無常

天から放たれるエネルギーを

地が受け取り

地から放たれるエネルギーを

天が受け取る

互いに解き放つエネルギーは

全く違うものだけれど

自らが互いに放つものを

ただ受け取りそれらを育み

己のエネルギーに変え

溢れた時にまた放つだけだ

そして、私たち人は

その繰り返しの狭間で生きている。

 

天や地が与える恩恵を

当たり前のことだと思っているのか

いつの間にか私たちは

感謝や労りを忘れてしまい

それらより先に恵みを奪い合い

まるで自らが産み出したかのように

己を誇る人々もいる。

 

天や地はただそこにあり

モノはいわねど

ずっと私たちの側に在り

私たちを守ってくれている

存在でもあるのに…

時々己の穢れを祓うかのような

荒れ狂う天や地のゆらぎは

時に私たち人を戒めるかのような

サインを出していると思える時もある。

 

『まだわからぬのか』

『これでもわからぬのか』と…

 

天は荒れ狂い、地は畝り爆発し

波や風でどこか遠くへさらわれ

掃き清められていく様は

そんな荒れ狂う自分自身を

自らで責め戒めるかのように

悲しみや怒りを鎮めるような雨で

全てを洗い清める。

それらにもし意味があるとするなら

天や地、自らが己の穢れを祓うための

禊落としをしているようなものだと

そう思っていいのかもしれない。

 

だからその狭間で生きる私たち人は

それらを受け入れていくほかないと思う

過去を踏まえ未来を想像をし

それらを自然が織り成すエネルギーとは

また別なカタチにできる

知恵のある私たちだからこそ

起きた現実をただ受け止め

これからどう生きていくのかを

移ろいでいく時代に合わせて

変えていくほか

一体何ができるというのだろうか…

 

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