私にとっての「生きる」
私にとって
「生きる」ということは
ほぼほぼ自分を探し
普通という基準に
達することだった。
みんなと同じように考えたり
スルーできる体質になりたかった。
自分が選びたいことは
常識から外れてしまうけど
正直言って
警察に捕まるほどでもない
ほんの些細なことも
私にとってのタブーだった
だけれど、大人になると
私が良かれと思い
身につけた正しさは
自分自身を首絞める
単なる御呪いみたいなものだった
お札を貼ろうが貼るまいが
本人が目覚めれば
その効力はなくなるのに
お札を貼れば『大丈夫』だという
思い込みに囚われ
しがみついてたのも
私自身他ならないのだけれど…