ワタシの暮らしの忘備録

空と海の間で暮らした、私のこれまでイマココこれから

泡がはじけたのは幻

あなたに出会うために

この地に生まれたのだから

私がちょっとぐらい

苦しかったり辛い事も

ポジティブな想いに変えれば

泡となって消えて

乗り越えていけるかもしれない

そう思っていた

 

すれ違う毎日の中に

小さな幸せを探し続けて

いつの間にか

私もあなたも疲弊していて

どうしようもなくなったあの時

最善の決断をしたと思ったけれど

互いにどこかぽっかり

穴が空いてしまったことを

誤魔化してこれたのは

あなたがくれた

何気ない一言が支えになって

私の中で渦を巻き

待っていたから。

 

自分で気づいていても

そんな自分の気持ちを

見ないフリして

私はずっとあなたを

待っていたことに蓋をしていたと

気がついた、今

やっとあなたへの想いを

断ち切る意味がわかったから

どこかから流れでてくる

様々な感情を噛みしめながら

寂しさや悲しさを

言えなかった自分のために

ほんの束の間のマヤカシは

新しい扉を開くための

オプションなのかもしれない。

 

私が待っていたのは

また二人で歩くためではなく

あなたとちゃんと決別したかっただけ

恋の弔いをするために

用意されたステージを

ちゃんとクリアしたい。

あなたと過ごしたどんな時間も

今のワタシに戻してくれる

黒い魔法を教えてくれた

戦友のようなものだったから

通り過ぎたハズの港で

もう一度サヨナラをしよう

 

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