永遠に
この世界のどこかで
また会えたらなんて
思っていた頃は
自分自身のことさえ
わからなくて
ただ、あの人に
赦しを乞うためだけに
生きなきゃって
そう思っていた
自分自身を赦せば
それだけで十分だと
わかったから
これからは自分のために
毎日を楽しむことにしたの私
ただ、やっぱり
まだ罪悪感があるからか
あの人がどこかで
大切な人たちと
笑顔で暮らしてくれていたらという
そんなエゴを
まだ握りしめていたことに
気がついたから
足元に打ち寄せる波に
あなたとの思い出も丸ごと捨てて
私の手元へ二度と戻らぬよう
どこか遠い場所へ
流れて行きますように...