ワタシの暮らしの忘備録

空と海の間で暮らした、私のこれまでイマココこれから

遠い昔の私のこと

私にとって

「生きる」ということは

葛藤と戸惑いの連続だった。

バラバラになった心を

拾い集め再構築していく

そんな繰り返しの毎日

拾い集めたカケラの中には

いつの間にか

他の誰かのカケラが混じり

隙間のある

ツギハギだらけの心(うつわ)に

たくさんの賞賛を注ぎ

自分を満たそうとした

キラキラ輝くために

他者という鏡に光をあて

自分が輝いているように

見せかけの光を放っていた

そして 

自分で自分を満たすことを

いつの間にか忘れてしまい

窮屈で退屈な生き方を

選ぶような大人になっていた

どの自分が私なのか

どんな気持ちが私の

本当の気持ちなのか...

好きか嫌いか

したいのか

したくないのか

何がしたいのか

そんな簡単な選択さえできない

空っぽの私になっていた

私は私の内側の世界で

迷い子になってもいた

それでも、命があるから

生きていかなきゃいけなくて

死ぬ勇気もなくて

ただ坦々と過ぎていく毎日に

身を置いてただ動いていた

そんな日々も

もう遠い昔のこと

 

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