ワタシの暮らしの忘備録

空と海の間で暮らした、私のこれまでイマココこれから

自閉脳と一般脳①

スピリチュアルとか自己啓発とか占いとか私は大大大好き♡人間ですが、いたって現実的な日常に落とし込むことに日々費やしているような気もする昨今です。

3年あたり前からは、精神世界と物質世界をどう自分に落とし込んでいくのかを模索してきた日々だったように思います。といいましても大したことはやってませんし、大それた気づきにいたってはいません。『自分探し』のステージが変わり『己の生』を見つめなおす作業になったことで、世の中で有名な方たちからそんなに有名ではないけど、この世の仕組みやあの世の仕組みを面白おかしく説いてくださる方たちがブログの中に落っことしてくださっていることを、自分がこれまで体験したことなどと照らし合わせるなどして、感じていたことを仮説をたて、自分の腑に落ちるように言語化をしてきました。

最近私の脳内の片隅の大半を占領しているのが『男性性と女性性』です。近年の研究の結果、男性脳と女性脳があるといわれてきたことがひっくり返ったようで、男性脳と女性脳はなかったのだそうです。これも、今現在のことですから、もしかしたら将来またひっくり返ることもあるかもしれませんが、男性脳と女性脳っていうものは『なかった』というほうが、今現在の私にはしっくりくるというだけなんですが…。

男性脳と女性脳が『ある』と思い過ごしてきた年月がひっくり返っても差ほどビックリしてない感が否めないのは、大抵の人がそんなことどーでもいいと思っているからでしょうか? それとも、そんなに違和感がないということなのでしょうか? どちらかはわからないけれども、私にとっては俄然面白くなってきたっていうのが正直な感想です。

我が子が自閉症スペクトラムとわかり、私は診断を受けてはいませんが、私の周囲の人からは、『えー絶対アスペさんでしょーっていわれてきました。』自分でも疑いたくなることがあるのはいうまでもありません。人との価値観が違いすぎて、想像力も違いすぎるし、コミュニケーションも頑張らないとできません。ただ、私が気をつければ、社会の中で普通に生きていけるので、自助努力や診断されない域まで発達したということなんだと自分では思っています。

以前受講したことのある、某有名支援者の方の講座でよく話してらっしゃったのが、『自閉脳と一般脳』2通りの脳みそのタイプがあるという話をされていました。それとは別に、一般脳と自閉脳は連続しているという考え方もあり、白黒ハッキリしない境界域(グレーゾーン)もあり、10人いれば10通りタイプが違っていることから、自閉症スペクトラムという言い方をされるようになったりしたと習ったのですが(私の受け取り方が間違ってたらすみません)実はその時から素朴な疑問を感じていました。

だってですね、一般脳と自閉脳が連続しているのであれば、自閉脳と一般脳という二通りのタイプの脳みそに分けることはできないんじゃないかって思ったのですね。ある意味、連続体ってとらえることもできるといわれているのに、自閉脳と一般脳という二元論的な説が私にはどうも腑におちなかったし、理解に苦しみました。私が誤解をして受け取っているのであれば、それらをどなたかこんな私にうまく説明してくださると嬉しいのですが…。

それはさておきまして…。自閉症スペクトラムは発達の遅れがある障害になるので、発達すれば障害が薄れていき健常域になってしまうことになるので、そこに到達したということは、診断するに値しないということになるなら、一般脳っていうことになるんだと思うのですが違うのでしょうか? 発達障害なのですよね。発達が遅れているだけなのですよね。ということは発達すれば、健常域になるということは治ったということになんないの?ってことにいたるわけです。だとしたら、脳みそのタイプは二つにわけることができなくなってしまうんじゃないかと私は思うのですが、どうなんでしょうか? だから自閉脳と一般脳とわけることはできないのではないか? と思うにいたりました。ただ、何が違うかっていえば遺伝子レベルでの違いがあるなら、遺伝子に異常がありそれらを治すことができないのであれば、医療の立場からすれば異常になり、障害は残存したままであるということになるのだろうとは思います。

ただ、脳みそって病気や怪我などで不具合が起きた場合、それらを賄うように本来の場所とは違う所が発達したりして、援助してくれるような能力が発達することもあって、私たちは時折、人体の不思議という“奇跡”といえるようなことを目の当たりにすることとなることもありますよね。それで、よく心理学などでも触れられている、潜在意識と顕在意識なのですが、脳内のその比率は潜在意識(無意識領域)約95~97%、顕在意識(実際に意識して使っている領域)は3~5%といわれているのですよね。これらをふまえて考えてみた時に、人体って本当によくできているなーと感心するばかりです。だってですね、もし、脳の潜在意識と顕在意識の領域のパーセンテージがひっくり返ったとしたら、何かしらの病や怪我で脳に不具合が起きた時、相当大変なことになるんじゃないのだろうか?ということを想像してしまったことがあって、ガクガクブルブルと怖くなった時があります。が、その怖れはすぐ解決することにはなりましたが。。。

私は意識的にする動作も無意識にしている動作もどちらもどうやら健常域の人たちと比べると下手っぴなんですね。で、無意識領域っていうのは、意識しなくてもオートマで身体が自然に行っている動きなわけです。例えば、心臓が動くことや呼吸や体温調整などで、他にもたくさん無意識の領域が頑張ってくれて私たちは生きていられるわけです。で、私たち母子の身体は、不具合のない人達からすると、無意識領域で行っている身体の調整などが何かしらのきっかけで、うまく機能しないことになることもあるのですね。だから、私たち親子は日々整えることが望ましい身体ということがわかったので、特に睡眠は気をつけているし、顕在意識(大脳新皮質)に働きかけることよりも、無意識領域へのアプローチの優先順位が高いし、それを土台だと思い、三年前から身体を整えてきました。なんでかというと、意識して無意識に繋がるより、無意識の領域がよりよく機能するようになれば、意識をせずとも身体は勝手に動いたり、逆に少し意識することで、無意識の動きを補ってくれると考えたからです。

 

 

あちゃーなんだか長くなりそうなので

その②へ続く