ワタシの暮らしの忘備録

空と海の間で暮らした、私のこれまでイマココこれから

旧ブログ2016-10-14

☆2016年6月6日から2016年11月28日まで旧ブログ「これまでイマココこれから」より

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2016-10-14 10:19:51 | ひとりごと

 

発達障害とは?

 

発達障害という障害があると思っている人もいるのだなーと思ったので

数年前にいった講座で習ったことをうる覚えですが

今日は記事にしてみようと思います。

うちの子が自閉症の疑いをかけられた時には

まだそんなに「発達障害」ということで表記されていなかったと思います。

発達障害」という障害名は診断名ではなくて


自閉症スペクトラム
アスペルガー症候群、広汎性発達障害、レッド症候群を含む)

◎AD/HD

◎精神発達遅滞(知的障害)

◎LD(学習障害

ダウン症

etc...

発達になんらかの遅れのある障害を総称して「発達障害」と呼ばれるようになりました。

なので、診断名ではないし、発達障害という障害はありません。

それと、発達障害の人達の場合は、一つの障害だけではなくて

他の障害が伴っている場合が多いこともわかってきた時代でした。

講演会や講座などで、全部の障害名を題材にした場合に表記ができない又は

イチイチ全部の障害名を言うのはちょっと大変だということから

総称した「発達障害」という言葉を使っていますといわれていたように記憶しています。

DMS-Ⅴになって、自閉症スペクトラムの圏が広義になったので

それはそれでよかったのかもしれないなーと思いますが

診断が広義になったことで、今までグレーゾーンだった人たちも診断を受ければ

診断がつく時代にもなっていることは、良い事なのかどうかは

正直今の私は疑問に感じています。

まだ子どもが診断を受けたばかりの頃は、

広い意味で発達障害の診断がおりることを私は歓迎していました。


あれから12年…

自分や子どもの過ごしてきた年月と身体方面に気をつけはじめてから

私の発達障害に対する捉え方が年々変わっていきました。

あの当時、幼児期にAD/HDの疑いをかけられ診断をうけるのは

ちょっと早いという話もあったように思います。

今思うと、そうかもしれないなーと思ったりします。

今はどうなんでしょう?

幼児期でもAD/HDなどの診断がついているのでしょうか?


それはさておき…


幼児期の場合、多動が一番目につくと思うのですが、

多動になるのは、AD/HDがあるから、多動になるわけではないのですね。

睡眠不足の子、ちゃんと寝ているようでも脳が寝ていない子

遅寝遅起きの子、食物アレルギー等

そういう環境や体質などの外因もあって、多動になることもあるので

必ずしもAD/HDがあるとはいえないように思います。

知人のお子さんで、発達障害の疑いをかけられたお子さんが

小麦粉断ちと玄米食にし、金魚体操などで身体を緩めることを行ったら

多動が治まったという方もいらっしゃいます。

後、睡眠がとれるようになったら多動が治まったという場合もあります。

全ての方に当てはまるとは言えませんが、

人によっては、食べものがあわなかったり、睡眠の質が悪かったりなどで

発達障害のような「動き」をみせる場合もあります。

そして、コミュニケーションの障害の場合

お子さんは問題なくても、母親の関わり方次第では実はお子さんは問題なくて

親のコミュニケーションが異質だったり、生活スタイルが異質なことで

子どもに問題が出ているなーと思うこともあるなーと私は最近感じています。

というか、身近にそんな若いお母さんたちがたくさんいるのをみて

子どもたちが可哀想だなーと思ったりしています。

親の良かれと思ってやってることが

子の発達を妨げることに繋がってることもあります。

子どもに必要以上の知恵を与えることは

その子の成長を奪うことに繋がることもあります。

幼児期の場合は特に家庭の調査が必要だと思います。

保育園の先生たちがそれを一番感じているのではないでしょうか?

10年以上前から「早期発見、早期療育」といわれていましたが

もう定着したのでしょうか?

親が原因で障害にはならないといわれていますが

そんなことはないと思います。

親の向き合うべきことを子どもの問題にすり替えていませんか?

私は私の向き合うべきことをないがしろにしていました。

それを教えてくれたのは子どもでした。

子どもの笑顔が戻った今

私もちゃんと心の底から笑えるようになっているのかもしれません。