ワタシの暮らしの忘備録

空と海の間で暮らした、私のこれまでイマココこれから

旧ブログ2016-08-25

☆2016年6月6日から2016年11月28日まで旧ブログ「これまでイマココこれから」より

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2016-08-25 09:05:12 | ひとりごと

 

子どもを信じて見守れる親になりたい

外国から輸入された療育の欠点はなんといっても高額で

講座を受けないとその療育方法を

家庭で導入してはいけないといわれることだと思う。

でも実際、みんなそんなこと守ってる人なんていない。

私は真に受ける人だから、

療育施設で行われている手法は全て学んでいた。

で、他の保護者は学んでいる人は限られた人だった。

療育施設の先生たちでさえ

限られた人だけが学んでしているだけだった。

そりゃそうだ。公的機関の施設にパートで仕事をしにきてるだけだもん。

自分たちの暮らしのこともあるだろうし、

講座を受けるのに数万もかかる。

ましてや会場は遠方だから交通費や宿泊代を合わせると

10万くらいにはなっていたもの。

それを自腹で学ぼうと思える人なんていなくて当然だと思う。

私が学んだ講座はどの手法も講座を受けた人だけが

自宅で使えるというものばかりだったけれど

他の保護者は講座は受けなくても

自宅で療育施設の手法を使っていた。

正直私は、それに対してずっーーーーと矛盾を感じていた。

講座を受けないと家庭で使うことは危険だとかいわれてるのに

なんで、療育施設の先生は保護者に使わせるのかな?

講座でダメっていわれたじゃん。

矛盾してるじゃん。と、私はずっと思っていた。

だからといって、療育施設の先生に文句はいったことはない。

で、講座さえ受けない保護者のほうが施設の先生へ文句をいっていた。

私なんて、私より自閉症のこと学んでいないド素人の先生で

しかもセンスもない先生が担当なことが多かったけど

それに対して文句をいったことはなかった。

ある日、知人の保護者が療育施設の手法のことや

先生に対していろいろ文句をいうので

「あのさー自分たちは講座勉強してないのに、よく文句いえるね」

と嫌味をいったことがある。知人は何も返せなかった。

私は学ぶことが好きだったから講座を受けた。

それは、自分自身や子どものために日常生活を豊かにしたかったから

子どもの可能性を引き出す手法を学びたかったから

どうすれば、子どもがこの世界を理解しやすくなるだろうと

ただ、そういう想いだけで学んできた。

私は幸い、身体を大事にすることに気がつけた。

子どもの発達が加速度を増したのは身体を大切にしはじめてから。

子どもの可能性を信じる事にしたから

たとえ、失敗してもチャレンジしたいと思う子どもの気持ちを

大切にするように決めたから。

そうしたら、子どもができることが増えていった

支援施設や学校の先生のみている子どもだけが全てではない。

そして、親である私たちがみている子どもが全てでもない。

プロの支援者でも、子どもの可能性の目を潰してしまう人もいる。

手法で可能性の種を撒くのが親や支援者の役目

その種を芽吹かせるのが身体の役目

怖がらずその種がどんな風に育つのか楽しんで

育ちを見つめられるそんな親になりたいと思う