ワタシの暮らしの忘備録

空と海の間で暮らした、私のこれまでイマココこれから

旧ブログ2016-08-02

☆2016年6月6日から2016年11月28日まで旧ブログ「これまでイマココこれから」より

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2016-08-02 05:00:39 | イマココ

 

施設入所を利用してみて

私の入院を機に子どもを遠方の施設に入所させることになり、

早いもので7年が経ちます

暑い夏の終わりの日、子どもとはもう一生離れ離れで

暮らすことになるかもしれないと思い

まだ幼い我が子を施設へ預けに行った日を思い出すと

今でも涙が止まらないくらい

なんとも言えない気持ちで胸がいっぱいになります。

あの日から7年。

ダメ人間だった私もやっと人並み?に成長しました。笑

子どもも一時期酷かった睡眠障害や他害もほぼほぼ出なくなり

あまり好きではなかった学校生活も楽しんで

授業に参加できるまでになりました。

苦手な学校行事も全て取り組めるまでになりました。

子どもを施設へ預けたことで

私自身もしっかり自分自身と向き合うことができ

まだ制限はありますがうつの波との付き合い方

も大分上手になっています。

私と子どもがこうやって元気に豊かな毎日を過ごせるようになったのは

施設入所を利用させていただいたからだと思っています。

施設入所したことで、学校や施設と家庭で連携しながらの毎日。

私からの提案も先生や職員の方が受け入れてくださり

学校や施設ででもできることは

実践してくださったことも良かったのだと思います。

数年前の他害が多かった時は入所施設の中でも

うちの子どもが一番手がかかっているかも…と

職員の方から言われた時期もありましたが

今は施設での生活も学校生活も楽しんで取り組んでいます。

お家に帰る日も月間カレンダーをきちんと把握して

楽しみに待てるようになりました。

一時期は小学校低学年から施設入所させていたことに

とても罪悪感を感じたこともあり自分を酷く責めたり、

子どもに申し訳ない気持ちでいっぱいだった時期もありました。

でも、今は、施設入所を利用させていただいたことで

私も子どもとの距離感、より良い生活リズムも掴めたし

私自身が自分自身を取り戻せたので

施設入所させたことは良かったと思っています。

福祉の恩恵は、自分たちの生活に合わせた利用方法にしていくことで

親子共倒れを防ぐ方法の一つだと思います。

親の視点とはまた違った視点や取り組みで子どもと接してもらえたり

他のお子さんと生活を共にする環境から得ることも

沢山あるのも良かったことの一つです。

うちは一人っ子なので、いろいろなタイプのお子さんたちとの生活が

社会性を育んでくれたとも思います。

《多分私より社会性がありそう…( ̄▽ ̄)》

自分の手元で育てるのもそれはまた別の意味で

良いこともあったかもしれないですが

施設入所を利用していることは

今はとても良かったと思っています(^^)