ワタシの暮らしの忘備録

空と海の間で暮らした、私のこれまでイマココこれから

旧ブログ2016-07-04

☆2016年6月6日から2016年11月28日まで旧ブログ「これまでイマココこれから」より

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2016-07-04 05:00:24 | ひとりごと

例え0パーセントでも…

先日、おひとり様を極めるべく、BARへ行った。

そのBARにお客さんは最初は私1人だったけれど

そのうち1人、2人増えた。

1人の女性のお客さんはまだ幼いお子さんを抱きながら

ビールを飲んでいる。

女性の腕の中で幼いお子さんはスヤスヤと眠り

みんなで歌ったりお話したりしても全然起きなくて

女性は眠る我が子を抱きひたすらビールを飲んでいた

カウンター越しにお店のお姉さんと私とその女性で会話が弾み

お子さん連れの女性がポツリポツリ自分の身の上話を話しはじめ

他のお客さんもマスターも巻き込み

みんなでその女性の話に目を丸くしたり、

怒りに震えたり、ちょっと切なくなったりした。

個人情報になるので詳細は書けないけれど

先日横浜で愛着障害セミナーをうけたばかりだったので

恋愛や結婚というのは愛着の問題を抱える人は

慎重になったほうがいいかもしれないというのを

改めて感じてしまったのであった。

愛着に歪みがある人同士が不毛な恋愛に陥りやすく

そして歪みを抱えたまま恋愛結婚した場合

どちらかが歪みに気がつき2人の関係性を立て直していける場合もあるけれど

大抵のカップルはその歪みにさえ気がつかず

歪みをお互いのせいにしたまま結局は別れてしまったり

複雑な事情を抱え問題をたくさん抱え破滅したり

歪みを増幅させた挙句、子どもまで巻き込んでの大騒ぎになるってのは

何もわからずに生まれてくる子どもにとってたまらんワナって思った

自分も愛着の問題がなかった訳ではなかったので

その女性の話を聞きながら、遠い昔の自分を思い出し自戒をした

でも、所詮人様の恋愛。

私の問題でもなくその女性自身の問題。

しかも、私からすれば問題を大きくしてるのはその女性自身であって

相手だけの問題でもないんだけどなぁ〜と思いつつ

その女性の腕に抱かれた幼子に遠い昔の我が子を重ねました。

そして、そのお子さんはなんだか難しい名前の障害があるらしく

発症率が80%強だとかで

今はまだ発達に問題ないそうだけれども

その女性は我が子に障害が出るだろうと言わんばかりだった。

障害の発症率が高かったとしても

残り20%は障害の発症はしないかもしれないのに

彼女は発症する確率の方にしか目が向いていないようだった

障害が発症する確率があるなら、

早い段階から発症を抑えられるような取り組みもできるし対策もたてられる。

障害が発症しないかもしれない確率だって20%弱はある訳で

私なら、例え100%の確率でも、

発症するのを遅らせたり軽くすむような環境をつくる対策を

早い段階からたてられるのは幸せな事だと思うんだけどなと思ったし

自分の立場を可哀相がる事も楽しむ事もできるのに

可哀相がる事を選んでいる彼女を痛々しくも感じ、かける言葉もなく

妖怪可哀相を背中にしょってるんだなぁと思えたので

ただただ、可哀相がってあげました。(なんて意地悪な私( ̄▽ ̄))

妖怪可哀相をしょってる時はどんな言葉でもお祓いできません。

自分が妖怪可哀相にしがみついてる状態ですし

己で気がつかないとよそ者に何がわかるんじゃい!ってなりますので

自分は喉の奥まで出かかってる言葉を飲み込む事に必死でした (((o(*゚▽゚*)o)))

障害や病気が治る可能性が例え0パーセントだとしても

治そうという方向性で発達や病気を促してくれる方法があるなら

私はそっちに力を注ぎたいし、しがみつきたいと思う

可哀相な自分でいるのも自由

特殊な生活を楽しむのも自由

自分次第でどっちも選べるし、生き方なんていつでもやり直しきくし

私は気がつけてよかったなと思う今日この頃だ。

(というか女性のおかげで病院行くのを思い出したアホな私( ̄▽ ̄)