ワタシの暮らしの忘備録

空と海の間で暮らした、私のこれまでイマココこれから

旧ブログ2016-06-08

☆2016年6月6日から2016年11月28日まで旧ブログ「これまでイマココこれから」より

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2016-06-08 06:25:26 | これまで
 

頭でっかち時代の頃

頭でっかち時代とは…

TEACCHの考え方を用いた療育にズッポリはまっていた時代の事です

TEACCHの手法を学び始めた頃は、スケジュールやワークの課題を考え作る事が

とっても楽しく寝る間も惜しんでつくっていた 苦笑

療育機関のママたちには私の作るスケジュールや課題は

売り物っていわれるくらい綺麗にできていたらしい 苦笑

綺麗につくるのが当時は私のステータスとなっていて

子どもがいない自己満療育をやっていました。

もう、本当に今思うと、バカちんだったなぁーと思います。

他の保護者の方々の半数は適当にやってたみたいなんですよね( ̄▽ ̄)

私はその適当さも許せませんでした

スケジュールのカードの写真は色補正までし

トンボをつけてカッターでズレがないように切りきっちり正確につくっていましたf^_^;)

手順書のイラストも自作したり…f^_^;)

とにかく綺麗につくる事が私のステータスになっていましたf^_^;)

私のこだわりが自分自身を苦しめていました。

1ミリでもズレると許せなかったのです。

もう本当に馬鹿な私f^_^;)

テキトーは決して悪いわけではないという事に気がついたのは

身体が治っていくうちにだんだんわかっていきました。

その当時の睡眠時間は3~5時間だったと思う。

そのズッポリはまっていた時代というのは正味5年くらいだったと思う

精神科へ緊急入院をした時に主治医に「辞めたら」と言われた事で

私は自分でする事はやめた。やめたというより、できなくなってしまっていた。

スケジュールを考えて並べる事もできないくらい

私の心身は壊れてしまったからだった。

もちろん子どもも寝ないから熟睡した事はなかった。

今思うと本当に身体が壊れても仕方がない生活だったし

私自身が病んでいた事で子どもも不安定だったと思う。

それに加え毎日の規則正しい生活や

朝ごはん生活のリズムなどは一切気をつけておらず

自閉症という障害は睡眠時間があって当たり前だから

何をやっても寝ないって思い込んでいた。

そんな身体の状態に視覚支援での指示で

生活を園でも自宅でも子どもにさせていた

今思うとただの自己満療育やってたなぁと思う

毎日やってる支援で子どもが発達しないのは、

自閉症と知的障害のせいにしていた。

療育施設にも通ってる家でも頑張ってる…

なのにこの程度?と思っていた

だからうちの子は重度だからなぁーと思っていた。

今思うと本当に子どもにすまなかったなぁと思う。

いろいろいろんな失敗体験はありますが

それはそれで時期が早かっただけでタイミングがくれば

その失敗が何かの役に立つ日も来るかもしれません