旧ブログ2016-06-08
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2016-06-08 06:25:26 | これまで
頭でっかち時代の頃
頭でっかち時代とは…
TEACCHの考え方を用いた療育にズッポリはまっていた時代の事です
TEACCHの手法を学び始めた頃は、スケジュールやワークの課題を考え作る事が
とっても楽しく寝る間も惜しんでつくっていた 苦笑
療育機関のママたちには私の作るスケジュールや課題は
売り物っていわれるくらい綺麗にできていたらしい 苦笑
綺麗につくるのが当時は私のステータスとなっていて
子どもがいない自己満療育をやっていました。
もう、本当に今思うと、バカちんだったなぁーと思います。
他の保護者の方々の半数は適当にやってたみたいなんですよね( ̄▽ ̄)
私はその適当さも許せませんでした
スケジュールのカードの写真は色補正までし
トンボをつけてカッターでズレがないように切りきっちり正確につくっていましたf^_^;)
手順書のイラストも自作したり…f^_^;)
とにかく綺麗につくる事が私のステータスになっていましたf^_^;)
私のこだわりが自分自身を苦しめていました。
1ミリでもズレると許せなかったのです。
もう本当に馬鹿な私f^_^;)
テキトーは決して悪いわけではないという事に気がついたのは
身体が治っていくうちにだんだんわかっていきました。
その当時の睡眠時間は3~5時間だったと思う。
そのズッポリはまっていた時代というのは正味5年くらいだったと思う
精神科へ緊急入院をした時に主治医に「辞めたら」と言われた事で
私は自分でする事はやめた。やめたというより、できなくなってしまっていた。
スケジュールを考えて並べる事もできないくらい
私の心身は壊れてしまったからだった。
もちろん子どもも寝ないから熟睡した事はなかった。
今思うと本当に身体が壊れても仕方がない生活だったし
私自身が病んでいた事で子どもも不安定だったと思う。
それに加え毎日の規則正しい生活や
朝ごはん生活のリズムなどは一切気をつけておらず
自閉症という障害は睡眠時間があって当たり前だから
何をやっても寝ないって思い込んでいた。
そんな身体の状態に視覚支援での指示で
生活を園でも自宅でも子どもにさせていた
今思うとただの自己満療育やってたなぁと思う
毎日やってる支援で子どもが発達しないのは、
自閉症と知的障害のせいにしていた。
療育施設にも通ってる家でも頑張ってる…
なのにこの程度?と思っていた
だからうちの子は重度だからなぁーと思っていた。
今思うと本当に子どもにすまなかったなぁと思う。
いろいろいろんな失敗体験はありますが
それはそれで時期が早かっただけでタイミングがくれば
その失敗が何かの役に立つ日も来るかもしれません