ワタシの暮らしの忘備録

空と海の間で暮らした、私のこれまでイマココこれから

LD体質な私の身体感覚について⑤-意識と無意識-

運動音痴とはいえないけれども、身体感覚の不具合を子どもの頃から感じてはいたのですが、どうしても苦手だったのは鉄棒と跳び箱、マット運動がすごく苦手でした。跳び箱は3段も飛ぶことができず、弾まない踏み台みたいなのがあっても飛ぶことができませんでした。3段を飛べない私を担任の先生が何度もしつこく飛べるまでやらせようとすることが私にはすごく辛く、身体もそんなに小さくないのに、小学6年生なのに、飛べないことがとっても悔しいし恥ずかしくって泣くこともありました。跳び箱を横にすれば飛ぶことはできるのに通常のスタイルだと、どうしても飛ぶことができなくて私よりも小さい子たちが5段まで飛べているのがすごく悔しかったし羨ましかったことを思い出すことがあります。
当時、跳び箱のどこに手をつけばいいのかも、飛ぶ方法も知っていたけれど、私にはあの白くて長方形の台座の部分が果てしなく続いているように感じてしまったり、跳び箱を飛び、着地した後がみえないことから、怖くて飛ぶことができずにいました。多分、飛ぶ前に着地する場所がみえないことが底なし沼に感じてしまうこともあったからかもしれません。それでも、中学になって高級な踏み台なら、跳び箱が苦手な私にも飛ぶことができた時はとても嬉しかったです。怖がりだったからこそ、踏み出すときに思いっきり踏み込めなかったりもしていたのかもしれませんし、腕で身体を支える力もなかったのかもしれません。今思うと相当な怖がりだったことから、ただ飛べなかっただけなのかもしれません。それと、マット運動もあまり楽しめていなかったけれども、当時光GENJIブームだったこととニワカですがファンでもあったので、バック転とか前転とかに興味がでたことからマット運動も頑張って出来るようになったし、楽しめるようになりました(笑)本当に単純ですよね。というかやっぱり興味関心がどのようにその人の資質や能力を引き出すのかにはそういった強化子だったり、キッカケのようなものはとても大切なことだなーと思います。
鉄棒も人並みよりできないことが多くて、逆上がりがやっとできるようになったのも人より遅かったし、前回りができるようになったのも逆上がりができるようになったと同時期だったように思います。とにかくなぜ自分がどんなにやろうと努力してもできないのかが当時わかりませんでした。先生に指導されたり、それらが上手い子のやり方を観察して真似してみても、どうしてもできなかったんです。ただ鉄棒に関してはあまり悔しい気持ちを感じてはいなかったような悔しかったようなあまり覚えていません。
それと、身体アプローチの講座や発達支援コーチの講座を受けた時に、私は自分が意識しても身体をうまく動かすことができない自分に気がつきました。そして、神田橋先生の診察で栗本啓司氏が考案された『進化の体操』を教えていただき、先生から口頭で指示を受け診察室のベットの上で行ったのですが…。うまく身体も動かせないし、口頭だけだと、身体の動かし方じゃなく体制も想像がつかないし、お手本になる人がいないとできない自分に気がつくことになりました。自宅で息子にも教えて親子で取り組むといいよとアドバイスしてくださったのですが、自宅で思い出しながらやってみましたが、できませんでした(苦笑)全くできないことはないのですが、とにかく疲れるのです。そして、それを息子にやらせてみようとしましたが、無理でした。というか、私たちはまだそこまでもイタラナイ人たちであるのだろうと思いました。ただ、受診時になんとなく行った後、診察室なのに車酔いの状態になってしまい、その状態が数日続きました。現在はなくなりましたが、モロー反射への統合ワークのような動きを行うと、車酔いの状態に私はなるようなのです。でそれらはその時の体調次第で感じたり感じなかったりします。なので、おそらくなんらかのアプローチにはなったのだろうと思いました。それと、その時の状況に似たような身体の状態になったことがありました。2年前に受講した発達支援コーチで恐怖麻痺反射とモロー反射の統合を行った後には、心身の状態が著しく酷くなり、その後心身の状態はすぐ持ち直したものの、バランスボールに座るだけでも、両腕を動かすだけでも車酔いをしたような状況になり、車の運転をはじめてから車酔いをほとんどしなくなったのに、20年ぶりくらい車酔いをするようになってしまいそれらが治まるまでに数か月はかかったと思います。その時は、原始反射の統合ワークが私には負担になったのだろうと思っていましたが、野口整体操体法を著書で読ませていただいたりしたことで、私の身の上に起きたことは一見、二次障害のように思われる状態に感じられますが、それらは治るために一度脳幹から神経が離れた状態なだけで、私自身のためにより良い場所に繋がるためでもあったのだと、この一年あまりの養生中に気がつきました。
ただ、『進化の体操』は私の場合、妄想力はあるのに、ボディイメージは下手だと自覚があるので、誰か上手くできるお手本になる人がいて、指導されながら一緒に行なわないと、ボディイメージがしづらいことからそれらの〝動き〟がさらに難しいのだろうと思うにいたっています。そして、息子の場合には、まだまだそこまでいたっていないのだろうと私は思っています。なぜなら、まだ2者関係のままであるし、個人的見解にはなりますが、おそらく某界隈でいわれている『生まれているのに生まれてない』という状況なのだろうと思うにいたっています。それと、ボディイメージがしづらいだけではなく、関節の動かし方や可動域の不具合もあるのかもしれないなんていうことも考えられるのではないかと思うにいたっています。なので、私たち母子の場合には、水中で身体を動かす〝動き〟をやり切るほうが、身体に負担のなく楽しみながら身体アプローチができるのだろうと思っています。それと、口頭の指示に従えない話し言葉を持たない障害のある方たちで、プールや水遊びが好きな人たちにはとても有効なのではないかとも思ったりします。水中にはいるだけで、水圧でボディイメージがされている状況にもあると思いますし、重力がかからない状況だと陸上では動かしづらい関節もしなやかに動いてくれているような気がするのです。なので、水の中でただ浮かんでみるだけだったり、浮かびながら手足をひろげたり縮めたり、そういった動きや歩くだけだったり…。陸上でおこなう原始反射の統合ワークを水中にかえて行うだけでも良さそうだなぁと思ったりもしています。
先日から息子がプールに行きたいというので、温水プールになりますが40分ほど息子とプールで遊んだだけでしたが、私は冷えに弱いこともあり冷えるとメンタルが落ちてしまう体質なので、心身ともに不具合がでました。なので次の日は自分なりの養生をし、漢方を飲む回数を増やすなど行い、1日養生した後は元気になりました。満月も近いですし、最近磁場も安定してないような気も感じているので、何がどう悪く良かったのかはわかりませんが、息子がとても気持ちよさそうにしていたので、しばらくプールに通いたいと思っていますし、やっぱり私も陸上よりプールに浮かび、重力をあまり感じることなく力をいれずに楽に身体を動かすことがしなやかに動かせるような感覚がありました。息子も私もがっつり鍛える派ではないので、我が家なりにゆるっと楽しめることで身体アプローチは続けていきたいと思っています。あーあと、重力は感じているのだろうけれども、水圧やお布団とは違い、身体全体にまとわりつくような感覚で圧を感じられることが、ボディイメージを感じやすいなぁーと私は思ったことがあって、砂蒸し風呂とか酵素風呂のようなことだと、寝ているだけなのでそういうのですも良いかと思っているのですが何せ只今絶賛金欠中なので、それらも試すことが出来ず、でお金がかからない方法としましては、砂浜で埋まればいいのかとおもうのですが、只今絶賛ぼっち中なので、万が一のことも考えて、砂浜での養生は裸足で歩くだけな養生となっております。なので、そんなことを一緒に楽しんでやってくれるパートナーが必要だと思うにいたっておりますので、現在募集中でございます(笑)←本気

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