ハート泥棒
始めてあなたに会った日
とても好きになるとは思えなかったし
全然タイプでもなかった
ただ、友だちにはなれそうだな
面白そうな人だなぁって
ただそれだけの興味でしかなかった
いつの間にか導かれるように
惹かれあったと思っていたけど
あの頃失恋で深く傷ついていた私を
救うためだけに現れた
救世主だったのかな?
私のココロが癒されたのを
胸のタイマーが察知して
私のハートがざわざわと
点滅しはじめたのは
あなたが私の元からいなくなってしまう
恋の終わりの合図だったのかもしれない。