あの頃のわたしへ
一人で拗ねて
一人で闘って
一人で笑って
一人で泣いて
そんな “ひとり芝居”を
ずっとしていたなんて
笑っちゃうよね…
私の目線の先の人たちに
みてもらってたはずなのに
私の宇宙には
誰もいなかったなんて
本当に笑っちゃう…
あの頃の
情けなさや悔しさ
悲しみや苦しみを
全部丸ごと“怒り”にかえて
誰かにぶつけてみても
結局自分を責めるしかなかった
あの頃のわたしへ
「私今とっても幸せだよ」って
「頑張ったね」って
「えらかったね」って
心の中でハグをする
あの頃のワタシも
今のワタシも丸ごと全部
泡のように消えゆく
小さなワタシの幻たちに
“ありがとう”と“サヨナラ”をした