言えると癒える
悲しいなら悲しいと
嬉しいなら嬉しいと
周りに遠慮して
自分の中に留めるだけで
ずっと言ってこなかった
あの時も、あの日も、どんな時も...
誰かに遠慮して
自分の気持ちを正直に
顔にも言葉でも
出せていなかった
誰かの顔色ばかりうかがって
怒らせないように
戸惑わせないように
喜んでもらえるように
いつも私の気持ちは
どこか置いてけぼりだった
やっとどんな場所でも
自分の気持ちを正直に
伝えられるようになったら
その言葉がたとえ相手に
受け止めてもらえなくても
自分自身だけにフォーカスした
気持ちを〝言える〟と
過去の私まで遡って〝癒える〟
それに
自分の気持ちを〝言える場所〟が
私にとっての〝癒える場所〟
そんな場所をやっと見つけた