ホントのキモチ
私がサヨナラを告げる時は
もう2度と会うことはない
お別れの言葉だと覚えておいてね
また会えるなんて
都合の良い関係のまま
繋がってもない心を寄せ集め
束ねただけの私たちに
まだまだ続くという約束なんて
〝必要はない〟とそう思ってるから...
そういつも心の奥で
もう1人の私が囁く...
あなたが差し伸べてくれる手は
私が欲しかった温もりと違って
どこか冷えて渇いた手で
強く握りしめてくれたけれど
ただ痛いだけで
寂しさや虚しさしか
伝わってこなかった
それに、時々熱くみなぎるパワーで
固く抱きしめてくれる力強いハグも
私を戸惑わせるだけで
不器用な私はあなたの好意を
その場に立ち竦み
ただ受け入れるしか
まだ術を持たない
着せ替え人形だって
あなたはいつ気がつくのだろう