ワタシの暮らしの忘備録

空と海の間で暮らした、私のこれまでイマココこれから

輝きを忘れた小さな星

オレンジ色の空から
インディゴブルーの空へ変わる頃
月と共に
輝きはじめる無数の星
私が今みているこの輝きは
何億光年も昔の光なんだと
理科の授業で習った


小さくても大きくても
輝きを放っているのは
違いはなく
小さな輝き
大きな輝き
中くらいの輝き
それぞれの輝きが
違いに引き立て役になる
遠いこの地からは
ただ光の粒にしか
みえないけれど
実際は思ったより大きく
輝いているのだろうなと
思ったりする


人も本当は星のように
光を放っているのに
自ら他人軸という
幕をおろしたり
黒い服を着て
自分の本当の輝きを
隠してしまっている
そして、輝いていた自分を忘れ
色とりどりの服に着替えたり
自分を輝やかせるために
模索する

ただ、幕をあげるか
ただ、着替えている服を
脱げば済むことなのに
自分の輝きを忘れ
今日もまたより一層
輝きを身につけるために励む
地上の星たち

 

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