ワタシの暮らしの忘備録

空と海の間で暮らした、私のこれまでイマココこれから

七夕の思ひ出②

熊本駅西口玄関前につき受け付けはまだ早いと思っていたら、続々と人が集まっていました。受付時間よりも随分前でしたが、思ったよりも集まっていたので私たちも受付をし列に並んでいました。参加者の方がある程度集まった頃、“選抜メンバーなる人をこれから選びますおので、ご協力できる方はご協力お願いします”とスタッフの方から説明がありました。『こういうこともあろうかと思って、くじ運と面構えの良い相方を連れてきたんだよ!私偉い!』と心の中で叫んでいると、なんと!私の予想は当たります。相方にスタッフの方から声をかけられ、私は便乗で選抜メンバーに選ばれました(喜)(確か第一陣は20名くらいだったかな?)

選ばれた人たちは、さらに細かいグループにわけられ、私たちは一番最後のグループになり簡単な演技をお願いしますということでした。数回ほど同じシーンを撮影した後、ホームでドリカム新幹線を迎えるという撮影になりました。本番まで付け焼刃で覚えた『九州をどこまでも』の歌詞をたくさんの人と大声で何度も練習して歌った経験は私にとって最高の思い出です。ましてや大好きなドリカム。そして、撮影本番。新刊線の中にドリカムのお二人がいて、もうみなさん大騒ぎでした。私は残念ながら端っこだったので、美和ちゃんもマサさんもみる事ができなかったけれど、あの瞬間『二人と同じ場所にいるんだー』と感動で心が震えました。そして、なぜあの時一番始めに浮かんだ『新幹線の中で美和ちゃんと歌いたい』という内容で応募しなかったんだろう。と少し後悔しましたが、

『もしかしたら、いつか美和ちゃんと何度でも歌えるかもしれない!

 これはきっと前触れなんだー!』

と素敵な勘違いというか、もっと大きな夢というか野望を私はその時に思い描いたのでした。その経験をしたことで、スピリチュアルなどの世界でいわれる『思考は現実化する』ということを身を持って疑似体験しました。そういった体験をしたことをその当時親しくしていた人たちに話をしたり、フェイスブック上で私の夢を記事にしたことからその半年後知人三人で企画をし音楽のイベントをすることになりました。その話はまた近々記事にするつもりです。

何気なく浮かんだ私の『やりたいこと』はすごく壮大な夢になったけれども、そのことがあってから、久しぶりに私はもう一度自分の『夢』について考えることになりました。2年前のあの時、私の本当の願いは「美和ちゃんと“何度でも”を一緒に歌いたい」だったのに、叶わないと思って自分で勝手に“実現しない”選択をしたんです。心の短冊には書いても、実際お願いしない自分を思いっきり笑いました。『ああ、私いっつもこうやってなんでもあきらめてきたんだよね。笑うわー。』って。短冊にお願いするのは勝手なのに…。そう思った日から、誰に笑われようが、なんといわれようが、夢が叶う叶わないなんてどっちでもよくて、久しぶりに私に新たな『夢』ができたという七夕の思ひ出です。

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