ワタシの暮らしの忘備録

空と海の間で暮らした、私のこれまでイマココこれから

旧ブログ2016-06-10

☆2016年6月6日から2016年11月28日まで旧ブログ「これまでイマココこれから」より

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2016-06-10 06:25:47 | これまで

 

過去と未来をいったりきたり

世間で「イマココ」が流行り始めたくらいの頃

「イマココ」の意味をよくはわかっていなかったと思う

知ってはいるけどわかってないは私の得意技f^_^;)

鬱全盛期の当時に病院のプログラムで鬱の勉強をした。

その時に習ったのが「今の事に集中して、ちょっと先の事を考える」だった。

それを踏まえ、自分や周囲の精神疾患の人の特性で共通しているのが

「過去と未来をいったりきたりしていて、今を生きてない」

という事に気がついた。

それに気がついてから、今に集中する事を努力した。

ごはん食べながら、歯を磨きながら、絵を描きながら…

リアルな〇〇しながらは苦手な癖に

思考のながらは得意だったから

ごはん食べながら大昔の事考えて涙が溢れてきたり

絵を描きながら幼い頃の憎たらしい担任を思い出したりして

怒りがこみ上げたり…

脳みそと身体が別々の事をやっていたと思う。

だからごはんを食べる時はごはんを食べる事に集中する事

まず私はそこから練習した。

今をしっかり楽しむ事にした。

過去の事が蘇ってきたら

今はごはんを食べてるよと自分に言い聞かせていた

今を生きていない人は

過去のトラブルや栄光の沼にズッポリは入りながら

ずっと先の未来に希望を見出したり、嘆いたりしている

『過去が〇〇だったから未来は〇〇できない』

という考えに陥ってしまっていると思う

今をちゃんと過ごせてないから

未来に希望を見出す事ができないのではないかと私は思う

過去にとらわれてるから今を楽しめてないんだと思う

今更過去に戻ってやり直せるわけではない。

過去を消しゴムで消せる訳でもない。

だから、今の自分で自分ができる精一杯の努力で

1つずつ毎日を暮らしていくしかないと思った。

1日を積み重ねていけばいつの間にか

1週間になり1ヶ月になり1年になっていた

過去や未来にとらわれていた20年余りは本当にもったいない。

でも、今の私は過去に起きた出来事は

人生を彩る脚色みたいなものと思っている

未来の事は考えるけど未来には希望しかなくなった。

自分の未来は決まっていない自分次第。

情報もチャンスも世の中に平等に落ちている。

その情報やチャンスを知り未来へ繋げるのは自分でしかない

アレコレ考え過ぎて前に進めなかった時もあったけれど

やってみないとわからない事もある

過去が〇〇だったから未来は成功しないという前提で

暮らしていた毎日から脱出した今

私はやっと「イマココ」を感じて暮らせている