ワタシの暮らしの忘備録

空と海の間で暮らした、私のこれまでイマココこれから

啓発デーによせて

久しぶりにお花屋さんで
花を購入しました。
オレンジ色のラナンキュラス
レモンリーフ。
店先に並んだバケツの中で
誇らしげに胸をはって
咲いていました(^^)

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私がお花を購入する時は
大抵、白かグリーン、薄紫の花を
選ぶことが多く
オレンジやピンクなど鮮やかな色のお花は
人へプレゼントする時にだけ
選ぶことが多かったのですが
最近はインスピレーションで
その時トキめいた花を
購入するようになりました。

 

オレンジの補色はブルー。
ブルーといえば、今世界自閉症啓発週間です
各地で様々なイベントが開催されています
イメージカラーはブルーです。
ブルーはコミュニケーションの色
ともいわれます。

自閉症スペクトラム
特性の一つに
コミュニケーションの障害があります。
うちの子は知的な遅れを伴った自閉症
二つの障害があります。

そして、発達障害は総称で

自閉症スペクトラムも含まれますので
発達障害ともいえます。

我が子が診断を受けたことで
私は自閉症の文化や
福祉の世界を知りました。
まだ診断間もない頃は
社会の皆さんに理解して欲しいという
願いのようなものがありました。
今はどちらかといえば
理解してもらいたいという気持ちは
ほとんどなくなってしまいました。
それは何故かというと
社会の皆さんへ啓発する立場の
私たち保護者や
それを取り巻く関係者自身が
自閉症スペクトラム
自閉症スペクトラムを含む発達障害
理解できてないということに
気づいたからです。
そして、理解をしてもらうより
私たちが社会の中で健常者の方と
同じ場所で生き生きと元気に働いたり
暮らしている姿をみてもらい
関わってくださることが
一番の啓発になるのではないか?
そう思うようになりました。
自閉症の特性を声高に掲げるより
社会の一員として、1人の人として
関わっていただけたらこのほかありません。
困っている時やトラブルになっている時は
死んだフリや見ないフリをせず
きちんと対応していただけるだけで
ただそれだけでいい。
障害があるから可哀想だとか
赤ちゃん扱いしたり...
そういうネガティヴな感覚で
関わるのではなく
同じ地球に生まれ
同じ場所で暮らしている
1人の人として互いに支えあえる
存在だと思って貰えたら
そんな風に思うようになりました。
どんな障害を持つ人でも
どんな場所で生まれ育ったとしても
同じ1人の人間だということを
どうか忘れないでいただきたい。
そして、保護者も当事者も支援者も
自分たちが理解できていないことを認め
社会に啓発していたことが
ズレていることに
早く気づいて欲しいと思います。