ワタシの暮らしの忘備録

空と海の間で暮らした、私のこれまでイマココこれから

旧ブログ2016-10-06

☆2016年6月6日から2016年11月28日まで旧ブログ「これまでイマココこれから」より

________________
2016-10-06 05:00:32 | ひとりごと

 

セコム育児してませんか?

「親」という漢字は木の上に立って見る
と書いて親という漢字になる。

ドラマの金八先生でいってたなぁ。。。
だからといって、親はいつまでも
子どもをみていられるわけではないし
セコム化することをいってる訳でもない。
私の身近な人たちだけでなく
世の中全体的に親離れ子離れできてない人たちが
多い又は遅いなぁと思う。

私の場合、子離れは身体を壊したことで強制的に行うことになり
親離れは半強制的に自分で試みたから
多分、世の中の子離れ親離れできてない人たちからすれば
私は薄情な子どもや薄情な親にみえるかもしれません。

ただ、私からすると
親離れ子離れができていない人たちの親は
子どもの生き方に介入しすぎる家庭ほど
問題を抱えているところが多いなぁと思うところもあるし
親子の見えない絆というより
見えない「へその緒」で繋がってるなと感じています。

1番私がびっくりしたのは
思春期の子の恋愛に親が口を出すこと
わざわざ子どもたちの恋愛に親が入って
子どもの恋愛をコントロールする親が身近にいた時は
ゾッとしました。※健常のお子さんです。
本当にびっくりしました(°▽°)

それだけでなく、学校での教育も、生活も、生き方さえも...
親が見守るというわけでなく
見張っているなと思う時がたくさんあります。
私は、自分が病むまで
子どもを見張って、学校の先生や施設も見張って
見守るということはできていなかったなと思います。
子どものやってることや学校の先生たちの支援を
イチイチ見張って、イチイチ口だして...(-.-;)
まるで、セコムのようだったかも。
だからといって、子どもが発達したわけではなく
ただ、1人相撲をとっていた
モンスターペアレントにすぎなかったなぁ。。。
今思うと恥ずかしい。。。親でした(-.-;)
 
子どもはこの世に産まれ
へその緒を切られた時から自立がはじまります
その時点で親から離れても生きていけるような
準備がはじまっています
だけど親は、大切に育てるということを
履き違えてしまっているなと思います
幼い頃のお人形遊びがリアルママゴトごっこ化していて
子どもが1人の人格として扱われていないように思う時もあります。

「子は親の鏡」という言葉がありますが、

子どもの問題は親自身の問題が
そのまま映し出されている場合が多いと思うんです
それなのに、子どもの問題として扱われ
その対処が行われています。
イジメも不登校も学校での問題行動も...
子どもを変えようとする支援が
さらに子どもたちを追い詰めてるんじゃないかな?と
思うことが多々あります。

子どもの問題をその場しのぎで変えても根付かないのは
その子の問題じゃないからではないのだろうか?
私も昔はセコム育児してたし
預けた先の文句しか言ってなかったなぁと思います。
そして、子どもに変わって欲しかった。
頑張って頑張ってたくさんカードつくったり
学校に訴えたけど、子どもはほとんど変わらなかったし
寧ろドンドン悪くなった。
私が体調悪くなったりしたら、子どもも悪くなった。
私が元気になって、関わり方を変えたり
価値観が変わったらびっくりするくらい子どもも変わっていって
笑顔が溢れるようになった。
問題を変えるための支援が根付かないのは
関わる大人に問題があるからではないのだろうか?
言葉のかけ方や上澄みを取り除くだけの支援は
子どもたちはお見通しだと思います。
子どもは大人より賢いし、良くみて良く感じています。
上澄みを救うだけの支援だから
子どもに伝わらないのだと思います。

子どもの声をちゃんと聴いてください
耳で聞くのではなく、五感で受けとめてください。
分析なんて必要ないって思います。
等身大の自分で子どもに関わることが大切ではないでしょうか?
繊細な子は人によって
仮面をつけ変えたようにみえる人もいます。
分析するなら、その子どもじゃなく
家庭の調査をしてください。
子どもたちをちゃんと見て、聴いてあげてください。
週末イベントや講座などお勉強ばかりいかないで
お家でゆっくり遊んだり、ごはん食べたり...
お母さんが魔法の言葉かけを沢山覚えたくらいじゃ
子どもにはすぐみぬかれます。
そうじゃなくて、もっとより丁寧に察してあげてください。
分析なんてせず、母親の○○を
もっと大切にしてもらいたいなと思う今日この頃です。

自分にも自戒をこめて‥