ワタシの暮らしの忘備録

空と海の間で暮らした、私のこれまでイマココこれから

旧ブログ2016-08-04

☆2016年6月6日から2016年11月28日まで旧ブログ「これまでイマココこれから」より

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2016-08-04 07:25:20 | 感想

 

『はじめまして愛してます』

最近のテレビはつまらない番組が多くなって、

ニュースか映画かドラマで気になるものだけみています。

今シーズンのドラマは私の中では興味のないものが多いのですが、一応みています。

日曜9時のTBSのドラマが面白そうな気はしています。

そのドラマの中でも、毎週木曜9時にテレビ朝日『はじめまして 愛してます』というドラマを

今シーズンでは真面目にみています。

どんなドラマもほとんどが愛着の問題があったりして

起こっている人間模様がほとんどだと思っていますが、

『はじめまして 愛してます』というドラマは、

奥さんがピアニストでそのために我が子を産むことを先延ばしにした夫婦が

虐待を受けた子どもの里親になるヒューマンドラマです。

虐待を受けた子どもを引き取ることで、

夫婦それぞれにもある、親との確執や愛着の問題と向き合うことになっており

虐待をされた子どもがどのように愛着障害が治っていくのか

そして、家族になれるのか?

夫婦それぞれに抱えている問題もどのように解決されていくのかが今後楽しみです。

虐待を受けて育った子どもが起こす問題行動が

自閉っ子たちが幼児期に起こす一部の問題行動にとてもよく似ていてビックリしました。

愛着障害のある人は試し行動をとるのが一般的ですが

その試し行動も段階があるようで、3話での試し行動が終わり

今晩の4話では「赤ちゃんがえり」が始まります

その「赤ちゃんがえり」と付き合っていくうちに主人公の母親が

自分は子どもを産んだことがないからと、出産の疑似体験をするようです

養子の子どもにとっては『産まれなおし』になるわけです。

この行為がどのように子どもに影響を与えることになるのかが楽しみです。

ドラマみたいに現実は上手くはいってないかもしれませんが

人が癒えていくにも段階があることがわかったことが私には収穫でした。

自分とは違う誰かを癒すことで

自分が抱えている愛着の問題と向き合うことにもなっているので

虐待をされた子どもに関わる人たちの心の動きにも注目しています。